札幌(新千歳空港)から広島空港への直行便は、広島空港到着が21時近くになります。さらに、遠くてアクセスの不便な広島空港はどこでも、到着は22時を過ぎてしまいます。


呉市は、戦艦大和を製造した呉海軍工廠のあった所です。現在はIHIの造船所になっている部分だそうです。工場の壁に「大和のふるさと」と書かれています。

海上自衛隊の艦船もいました。

潜水艦桟橋が有りました。


その向こうには、真っ黒な潜水艦が浮いていました。トップと下の写真です。


たぶん、2/3は海面下に沈んでいるのでしょう。海上自衛隊が5隻所有している「そうりゅう型潜水艦」は世界トップクラスの性能なのだそうです。見たことのない物は、見飽きません。
この「アレイからすこじま」という公園は他にも見所、満載です。

公園の向かい側には、レンガの倉庫群があります。


また、古いクレーンもそのまま、残っています。



大きな歯車と小さな歯車の組み合わせは美しいと思います。
また、護岸や階段も素晴らしいです。

こうしたことから、この公園は、土木学会推奨土木遺産に認定されています。


潜水艦とは違う、双胴の船が繋留されていました。「はりま」と書かれています。


これは、音響測定艦という、潜水艦探知を行う艦艇だそうです。この「はりま」と「ひびき」という2艦が呉に配備されているそうです。
艦艇の一般公開の時間が来たので、公園の隣にある入口に並びました。多くの人が集まっています。時間になると中に案内され、参加者名簿に記載します。そして、見学する艦船に連れて行ってくれます。
この日は、残念ながら護衛艦ではなくて、訓練支援船「くろべ」です。


「くろべ」に乗りました。訓練支援船ですが、ちゃんと武器が有ります。訓練支援船は、対空射撃訓練の標的を発射する役目だそうです。

隣に係留されていたのは、同じ訓練支援船の「てんりゅう」です。


「くろべ」、「てんりゅう」と名前は川から取られています。ということは、昔の軽巡洋艦クラスなのでしょうか?
甲板後方には、広い部分があります。ここで、様々な作業が行われるのでしょうか。

次の写真は、甲板の最後方です。

あの旗が写っているのが、気に入らない方もいるかもしれません。
潜水艦や音響測定艦、そして訓練支援艦への乗船という、札幌では経験できない(港が無いので当然ですが)、貴重な経験をすることができました。
