一昨年も前になります。2016年8月23日、米沢市内の郵便局訪問を終えた私は、ホテルに入り、買ってきた「初孫」のカップ純米酒を冷やして、いただきました。
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「初孫」を醸造しているのは、山形県酒田市にある東北銘醸㈱です。
海上交通の要所であった、酒田で廻船問屋を営んでいた、初代佐藤久吉氏が、旧庄内藩酒井家の酒井悌一郎氏から酒造技術を学び、酒造会社を興したそうです。1893年(明治26)のことで、酒銘は、「金久」だったそうです。
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昭和の初めに長男が誕生し、みんなに愛され、喜ばれる酒になるようにとの願いから、酒銘を「初孫」にしたそうです。
伝統手法である「生酛造り」による酒造りにこだわっています。ラベルにも「生酛造り」と表示されています。
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酒造資料館として、「蔵探訪」も設置しています。