園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

蜂の不思議

2020-06-22 14:07:30 | 日記

園長です。

 新緑がまぶしい季節です。北国八戸は新型コロナの影響が少しあったにもかかわらず元気です。夜の街は最近やっと元気を取り戻せそうだとすこしだけ動き出したようです。私は2月ころから全く夜の街へ出ることが無くなりました。禁断症状が出ることもなく、新しい生活様式に突入したようです。でもそろそろ生ビールが恋しくなりました。

 さて、保育園の園庭では、緑が濃くなりました。桜やハナミズキの花はとっくに散ってしまいましたが、ヤマボウシの花が見ごろになっています。保育園には「そよご」という植物を植えています。今、その花が可憐に咲いています。白い小さな花ですが、どういうわけか虫が寄ってきます。ミツバチが来ているうちはまだいいのですが、全長4センチくらいの黒と黄色の縞模様がある「すずめばち」の来訪には閉口します。蝉と見間違うような大きさの蜂が2,3匹連れ立って大型遊具のわきに植えてある「そよご」の花に集まってきます。子ども達の「園長先生、すずめばち」の声に「スズメバチジェット」をわきに抱え、さっそうと子ども達の前でポーズをとる私です。ソヨゴの蜜に酔いしれているスズメバチの背後に回り、シューっと一激をかませ、のたうち回る蜂に「やったー」と勝利宣言。4センチくらいもある大型のスズメバチを6匹は撃退しました。大型のあしながバチもいて、ついでに3匹くらい退治しました。子ども達のリクエストの多い「ミツバチ」は子ども達にミツバチの重要性を教えて、見逃すことを了承してもらいました。この蜂たちは朝、子ども達が園庭に出ると出現し、部屋の中に入るとどこかへ消えてしまいます。お昼寝中に退治しようと待ち構えていましたが一匹も現れませんでした。そして4時過ぎに遅番で子ども達が園庭に出ていくとまたしても「園長先生、スズメバチ」という声が・・・。昔、テレビの番組でスズメバチのことを放送していましたが、子ども達の声や熱に感応しているという話を聞いた子があるような、ないような・・。とにかく我が園の園庭に子ども達がいる間にしかスズメバチが来ないことが分かりました。巣が近くにないようなのでどこかから出張しているようです。子ども達の要請にかっこよく登場する園長ですが、実は蜂が大嫌い。小学校のころミツバチに意地悪をして刺されたのがトラウマで今でもミツバチは得意ではありません。そのため「ミツバチはいい蜂なのでそっとしておきましょう」となるわけです。それにしてもスズメバチジェットの噴射はものすごい威力です。あの凶暴な蜂が一発でダウンしてしまいます。今のところ私しか携行を許していないのですが十分注意したいと思います。花の時期は短いのでもうすぐ来なくなると思います。

コメント
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