園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

木工体験

2023-02-04 13:35:46 | 日記

園長です。

 今日は「立春」。でも外は寒く、春とはいいがたい季節です。本日は年長組の保育参加日でした。コロナの感染が拡大してから保護者の参加する行事はここ数年ほとんどなくなりました。毎年2月は年長組の保護者参加型の保育参加日になっていて、小学校への対応も含めて、子ども達の成長を見てもらっていました。今年はそろそろ通常の行事に戻そうと職員で話し合い、思い切って親子参加型の「木工体験」を行うことにしました。我が園では、訳あって田子町の大建木工さんとお付き合いがあり、今回は講師料、材料費込みで「大きな椅子」「小さな椅子」「テッシュ入れ」の3コースを選択制で選び、親子での制作を指導していただくことになりました。ここのおじいさんは「木工の匠」として全国的に名を知られた人で保育園の園庭にある大きなテーブルや園内にある「どうぞの椅子」などを作ってもらいました。優しい木の木目や香りを生かした癒しを感じさせる作品が多く、園では癒しの空間として人気があります。今回はその「お孫さん」に登場していただき指導を仰ぎました。

年齢も若くイケメンで、なかなかの好青年でした。ほとんどの材料は加工され、あとは組み立てと色付けが最後の仕上げになっています。それでもトンカチ、のこぎり、電動ドライバーなどが登場し、いかにも「もっこーやってます」という雰囲気を醸し出していました。

保護者の中には「大工」さんもいて、お手伝いに走り回っていました。怪我などしないか心配していましたが、みんな目がキラキラして大人も子供も夢中になって組み立てていました。女性群には少し辛いかなあと心配していましたが、意外とお父さんから道具を奪い、ああでもない、こうでもないと言いながら組み立てていました。最後の仕上げは子ども達の「絵付け」です。3コースに分かれて順番に行う予定でしたが、一部の子どもは夢中になりすぎて「もっとやりた~い」と騒ぎだし、結局最初から最後まで時間をたっぷり使い作成していました。世界に一つしかない作品が出来上がり、みんな満足そうでした。

最近は、のこぎりやトンカチを使う場面がなく、お父さん方の活躍の場が少なかったようですが、今回は帰りしなに「ありがとうございました。久しぶりに楽しいひと時でした」と感謝され、私たちも一安心しました。

交代制だったので、待っている間「コーナー遊び」を楽しんでいたのですが、ブロック積に挑戦する親子が出てきて、子どもを肩車して高く高く積み上げている親子もありました。なかなか見られない姿だったので、他の保護者から応援の声が上がり、崩れたときには大きな悲鳴と歓声が上がっていました。コロナの影響でなかなかできなかった保育参加日でしたが、今日は本当に楽しそな親子の姿を見て、やはり「対面」は大切だなあと改めて思った次第です。我が園では、コロナはほとんど収束しましたが、「インフルエンザA]が非常警戒レベルに達しています。本日も年長組だけで6名の子がお休みになりました。高熱にならなくても感染するようで、コロナよりも性質が悪いような気がします。でもインフルは季節型なので春とともに姿を消しますが、コロナは年がら年中なのでやはり役者が一枚上手なのでしょう。

 最近気になるニュースがありました。節分前のNHKのニュースで「節分が近いですが、5歳までは豆まきの豆は危険なので食べさせないように。」と言っていました。喉につかえるので食べない方が良いそうです。全くその通りですが、何かおかしいと思いました。私だったら「のどにつかえないよう十分注意してよく噛んで飲み込みましょう」と考えます。歯がない子によく噛んでとは言いませんが、2歳から3歳になると歯も生えそろいます。固いものにも挑戦したくなるのが世の倣いです。老人はもちは喉につかえるから餅を食べさせないそうです。これはよくわかります。そのうち、固いものはダメ、柔らかいものはダメと食べ物は全部「流動食」になってしまうかもしれません。噛む力がなくなり、顎は細くなり、まるで一昔前の「宇宙人」の姿そっくりになってしまうような気がします。これでいいのでしょうか。また、今日のニュースで卒業式、入学式のマスク着用の是非が流れていました。国が指導しなければ判断できないのでしょうか・・・といえば大きな批判を受けそうですが、誰かが「やれ、やるな」と指示しなければ行動できないことの方が恐ろしいような気がします。少し屁理屈っぽくなりましたが、気になる日本の方向性です。それにしても物価が高くなりました。特に電気代。保育園の1月の電気料金が30万円を超えていました。なんと1.6倍以上です。4月からまた値上げするそうです。春を前に悩みが深くなる園長です。

 

2月3日(金) 今日は節分。長坂保育園でも豆まきごっこをしました。「鬼とたたかう!」と張り切ってきた子、怖いから鬼には会わないようにしたい、という子など様々でした。それぞれの子どもたちにあった豆まきごっこを楽しみましたよ。 さて、今日の給食は鬼ぎりでした。給食の先生がかわいい鬼のおにぎりを作ってくれました。「中に鮭が入ってる!」「かわいくておいしい!」と子どもたちにも大好評でした。ニンジンの角におかかの髪の毛、卵の鬼のパンツ、手の込んだ鬼ぎりでした。イワシのつみれ汁は、つみれがふわっとしていて食べやすく、少し生姜の風味もしました。子どもたちは今日の給食をみんな嬉しそうに食べていましたよ。 我が家では今夜、息子と恵方巻を作る予定です。具材は納豆や焼き肉など、恵方巻というよりも海苔巻きですが、この行事の時にはこんな料理を食べるよ、ということをうっすら家庭でも伝えたいと思います。皆さんもぜひ♪(松田)

2月2日(木) 昨日の夜と朝方に降った雪で、木々も遊具も辺り一面が真っ白な雪景色でした。ふかふかの雪だったので、0歳児さんも園庭で雪遊びを楽しんだようです。4歳児の男の子は「木を揺らしたら雪が降ってきたよ!」とニコニコと、雪だらけになった姿で玄関に入ってきていました。雪遊びをした後の給食では、年長の男の子が味噌汁を飲んだ後に「あったまる~」とこれまたニッコリ!とても微笑ましくなりました。今日のご飯は『炊き込みご飯』でした。人参、牛蒡、ひじきに、油揚げや鶏肉に干し椎茸など具沢山で、素材からの旨味も出ていて、とても美味しかったです。「チャーハンみたい」と言いながら食べている子もいましたよ。感染症が増えてきているので、モリモリ食べて免疫力をアップさせていきましょう。(若江)

2月1日(水) あっという間に1月が過ぎ、今日から2月がスタートしました。明後日の節分に向けて、豆まきごっこをするクラスもある等、準備を進めているようです。当日は鬼に会いたくないお友だちは別の部屋に行ったり、年長のオニ役をやりたいお友だちも変身したりするようなので、季節の行事を楽しみたいと思います。 今日の給食は『タンドリーサーモン』でした。ご飯がすすむ一品で、おにぎりと一緒にパクパク食べていましたよ。『具沢山金平』は、人参と牛蒡の他に、インゲンや姫筍、薩摩揚げが入っていて栄養満点の一品でした。おにぎりの日の今日は "オニ” のおにぎりを持って来たお友だちもいて、友だちと見せ合いながら嬉しそうに食べていましたよ。(若江)

1月31日(火) 今日は鶏肉とさつま芋のトマト煮でした。一口パクっと食べて、「おいしい~!」という園児の近くにいた給食の先生が、嬉しそうに微笑んでいました。作る人も食べる人もみんな笑顔で、そんな光景をみてほっこり幸せを感じました。さつま芋は甘くて、子どもたちにも食べやすかったと思います。ほうれんそうのお浸しも、おかわりをする子もいました。もちろん緑色なので、好みはありますが、お浸しは意外にも子どもたちに人気ですよ。 今日は園庭で雪遊びをしたクラスが多かったようです。先週から氷の実験をしたりと楽しそうです。寒い時期にしかできない遊びですね。体をたくさん動かして、いっぱい食べて、強い体を作りましょうね!(松田)

1月30日(月) 長坂保育園では、今インフルエンザにかかる園児が増えています。子どもたちの様子を見ていると、症状は実に様々で、高熱が出る子もいれば、微熱程度(多いです)でもインフルエンザと診断される子もいます。咳や鼻水、咽頭痛など様々です。私の経験上、子どもも大人もインフルエンザにかかると大変です。手洗いうがいをしっかりと行い、健康管理をしていきましょう! さて、今日の給食は生姜味噌おでんでした。大きいクラスでは、うずらの卵が嬉しくて、にこにこしながらほっぺをぷくっとさせている子もいましたが、うずらはのどにツルっと入ると危険なので、ずっと口の中に入れておかないで、ちゃんとかむ、という約束をしました。ひじき煮は見た目に反して好きな子が多く、箸やフォークで上手に食べていましたよ。 寒い日が続いています。空気も乾燥しているので、感染症が広がりやすい時期です。子どもの体調などで何か気になることがありましたら、どうぞいつでも声をかけてくださいね。(松田)

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