園長です。
今日は、8月15日。78回目の終戦記念日です。八戸ではお盆期間中悪天候が続き、お墓参りも例年より静かだったようです。私は13日に私と妻のお墓と菩提寺にお参りしてきました。昔はお盆が近づくと「うきうき」した感じがしましたが、今はあまり楽しい気分にはなれません。ただ、1年に一回くらいしか会えない身内に会えるのはとても嬉しく、孫たちの成長もまぶしく見ています。
さて、先月の末に、妻と北海道へ一番若い5番目の孫に会いに行ってきたした。孫は今年4歳になり札幌の認定こども園に1号で通っています。7月25日の夜のフェリーで苫小牧まで行き、支笏湖、ウポポイをみて、洞爺湖へ一泊。名物の湖上花火もゆっくり見ることができました。翌日は有珠山、昭和新山をロープウエイから見学しました。昭和新山は中学の修学旅行以来で今でも山頂吹きから煙が出ていました。有珠山は私が大学2年の夏、北海道に友達と旅行しているとき、知床でその噴火を知りました。札幌に近づくにつれ、自衛隊の車が増え、あたりには灰が見えるようになり、車のフロントガラスにも張り付き、この先どうなることかと本当に心配したものでした。今は、外周も整備され、有珠山山頂までロープウエイが整備され、昭和新山を眼下に見て、有珠山頂上まで行くことができます。天気は最高、車は昭和新山の駐車場に止めたのですが、中学の修学旅行の面影はほとんどなく、山をバックに記念写真を撮った場所は緑の樹木で覆われ、山頂付近だけが当時の面影を残していました。有珠山から洞爺湖までは本当に近く、当時温泉街の人々の不安が目に浮かぶようでした。
その後、高速で北海道で一番大きな温泉、「登別温泉」で温泉と地獄めぐり、一番奥の天然足湯で温泉に浸かり、温泉街に戻り、本当の温泉に入りました。そこは温泉街に一軒しかない「銭湯」で480円で入浴することができました。そして孫の待つ札幌市手稲区へ。札幌は大きな都市です。仙台よりもはるかに都会で、高速も首都高並みに整備され、車の量も速度も田舎者にはとても気を遣う運転でした。高速を走る車の速いこと早いこと・・。時速120キロでビビりながら走っていると追い越し車線をビュ~ンと追い越していく・・・。街中も新しい街なのでよく整備されていましたが、碁盤の目にような街づくりは、同じような建物、同じような交叉点、同じような街角が多く、どこを走っているか「ナビ」がなければ走れない状況でした。
孫と娘と娘の旦那の生活を確認し、孫と私たち夫婦の3人で小樽水族館に出かけ、その後、「マッサン」で有名になった余市のニッカ工場を見て、敷地内にあるレストランで食事をしました。竹鶴、余市の銘柄で作った「ハイボール」が有名らしく、レストランで食事をしていたほとんどの大人は注文していたようでした。私ものどから手が出るほど飲みたかったのですが味見は妻に譲り、ノンアルで我慢しました。あとで感想を聞いたら「ものすごくおいしかった」ということでした。残念。帰りの売店は観光客(特に外国人)でごった返していましたが、観光バスと観光バスのわずかな隙間で少しばかりのお土産を手にすることができました。余市のウイスキーとシングルモルトのウイスキーの何種類かをゲットしましたが、ほとんどが「おひとり1本まで」となっていて、孫も混ぜて何とか買うことができました。マッサン恐るべし・・・。娘の旦那とも久しぶりに会い、翌29日には今回の最長距離行程へ。札幌市手稲区の娘のところから高速で札幌を経由して旭川へ。そこから南下し、富良野のお花畑数か所と青い池を見ました。途中、旭川市の産直で「お酒(おとこやま・こくしむそう)」とお米「ななつぼし」他2点を買いました。北海道はお米の産地にもなりました。わざわざ北海道まで来てお米とは…と思いましたが、後日食べてみて、これが大正解だったことを思い知りました。我妻の見立ては恐ろしいほど研ぎ澄まされているのです。
富良野はラベンダーで有名なところですが、「富田ファーム」ではすでにラベンダーは終わっており、丸坊主のラベンダー畑を見ることになりました。今年は春の大雨と夏の高温で早く花が咲いたようです。富良野には「色彩の丘」などたくさんのお花畑がありましたが、ほとんどは見ごろを過ぎていました。
下富良野、中富良野、上富良野と南下している途中に何か所も名物「メロン」、名物「すいか」の看板があり、我が家で留守番をしている四女のために甘いスイカを買うことにしました。我が家の娘はスイカが好きで、時々産地から直接荷物が届くほど味にうるさいのです。吟味に吟味を重ね買ったのが「黄金スイカ」と異名を取る富良野自慢のスイカ。あとで割ったら「黄色いスイカ」で、わが娘は「赤いのでなきゃいやだ」ということで何日か連続で妻とスイカを食べる羽目になってしまいました。でも味は素晴らしくおいしかったです。そのほか北海道の「ソフトクリーム」もゆく先々で食べましたが、これが本当においしいのです。高速のサービスエリアで食べた「茹でトウモロコシ」も最高でした。大きくて甘くて一本食べるとおなかがいっぱいになるほど食べ応えがありましたが、かみしめるとトウモロコシの香りとコクが口中に広がり、思いっきりかぶりついている姿は、熊になったような気分でした。
ということで久しぶりの夏休みを堪能したわけですが、北海道で感じたことは、「インバウンド」でした。どこに行っても外人で一杯。特に台湾、韓国、東南アジア系の人たちがいっぱいで、時々日本語をきくと「ホットする」という感じでした。洞爺湖、登別でも観光バスはもちろん、ホテルも外人で一杯でした。全体に見て7~8割が外国人でした。円安の影響が大きいと思いますが、これで中国が日本旅行解禁になれば日本国内なのに「日本人はどこ?」ということになりかねません。日本人は観光客相手に汗水流して働き、外国語を話す。きっと東京もそんなことになっているかもしれません。しばらく東京にも行っていないので確認してこようと思います。それにしてもインバウンドの恐ろしさを感じた北海道旅行でした。
8月12日(土) 昨日までの天気はどこへやら・‥。どんよりとした雲が広がり、雨が降ったりやんだりしていて、傘が飛ばされそうな強い風も吹いています。昨日から連休に入った方も多いとは思いますが、天気予報を見るとお盆期間中は傘マークが続いていました。暑さで疲れた体には過ごしやすい気温ですが、外で遊べない天気では大人も子どもも憂鬱な気持ちになってしまいますね。晴れ間を見ながら外で遊んだり、室内でのんびり過ごしたりしてみても良いかもしれませんね。 さて、今日の給食は『アスパラとベーコンパスタ』でした。パスタの麵は他の麺に比べると固めなので、ツルリッと逃げられてしまうので、子どもたちは皿を持ったり、口を近づけたりしながら、一生懸命食べていました。『いか天』はカラリと揚げられていたので、「ちょっと固い」と言いながらもガブリと大きく口を開けて食べていました。『雲吞スープ』には野菜がたっぷりと入っていて、ちょうどいい塩加減で美味しかったです。明日からお盆休みに入る方もいますが、事故や怪我のないようにお過ごし下さい。(若江)
8月10日(木) 今日も朝から「熱中症警戒アラート」が発令されました。外は太陽がギラギラと輝いて、肌をじりじりさすような痛さです。今日の予報は36℃。もう、うんざりです。子どもたちも体調を崩す子が多く、連日「高熱」(38℃以上)の子が続出です。コロナの影響もあるのか、ちょっとした感染症にも反応しているようです。ヘルパンギーナ、溶連菌、飛び火など発症しています。健康管理には十分気をつけましょう。 さて、今日は「マーボ茄子」と「もやしと竹輪の酢の物」でした。マーボ茄子は子ども達の人気メニューの一つです。皿をなめまわして、おかわりをしている子もいました。万能野菜のもやしはシャキシャキとして歯触りも良く食が進みます。そして味噌汁。今日の具は「大根となめこ」で少し濃いめの味でした。暑い日が続くので調理員たちの配慮が嬉しいです。
さて、我が園では今が夏野菜が旬を迎えています。スイカももうじき食べられそうです。畑から飛び出し、フェンスを越えて実をつけているのでいつ「頭が黒いカラス」に襲われるのか、戦々恐々としています。トウモロコシにミニトマト。胡瓜、茄子、ピーマンはもちろん、ジャガイモも収穫間近です。お盆前の収穫だと思いますが、全員の口に入るには量的に不足のようです。どう配分するか見ものです。八戸学院短期大学の実習は、2日間の責任実習が終わり、土曜日が最終日になります。暑い期間の実習でしたが、よく頑張りました。二人ともいい保育士になりそうです。来春待っているのでよろしくね。一人暮らしは八戸でもできるから。
8月9日(水) 今日は子ども達の大好きなおにぎりの日でした。「僕のおにぎりにはチーズが入っているんだよ」と中を見せてくれる子もいました。他にも、中に入っている具は唐揚げや鮭など様々で、みんな美味しそうにほおばっていましたよ。今日のおかず、鶏肉の味噌焼きは、少し濃いめの味付けで、暑い日にはちょうど良かったです。ブロッコリーは野菜の中でも子ども達が食べやすい野菜のようで、モリモリ食べていましたよ。 今日も暑く、最高気温は36度予報でした。暑さのせいなのか、感染症や夏風邪症状の子ども達が増えてきました。休めるときはゆっくり休み、食べられるものを少しずつ食べて、夏の暑さを乗り越えましょう!(松田)
8月8日(火) 今日は朝の会の後、年長年中クラスの子ども達がホール集会に参加し、給食の先生の食育の話を聞きました。今年は特に暑く、冷たい飲み物をみんな飲んでいると思います。コーラやサイダー、ポカリスエットなど、500mlのペットボトルには砂糖が74グラムも入っているんだよ、と袋に入った砂糖を見せられ、「えー!」という子どももいました。健康にも影響が出てくるので、暑くても、あま~い飲み物の取りすぎには注意しましょう。 さて、今日の給食は焼き鯖のおろし煮でした。おろし煮を家で作ろうとすると大変なので、給食で出るのはとてもありがたいですね。そして美味しい。子ども達にも人気でした。牛肉と春雨の炒め物は、麺を食べているかのようにつるつると食べていました。今日も特別メニューがあり、保育園でとれた胡瓜の浅漬けがおかわりで出ていました。食べたい子は浅漬けを盛ってもらっていましたよ。(松田)
8月 7日(月) 今日は朝からキリが出ていて、少しだけ過ごしやすい朝でしたが、お昼くらいからまたしても「猛暑」になりました。今月いっぱいは猛暑日が続くそうですが、「熱帯夜」だけは勘弁してほしいものだと思います。昨日は朝から「ギラギラ」の太陽でほとんど屋内でエアコンを利かせて寝ていました。おかげで最近のたまった疲れが少しだけ解消された気がします。八戸学院大学短期大学部の実習生も今週いよいよ「責任実習」に入ります。卒園児2名が来ていますが、暑さに負けないで頑張っています。 さて、本日の献立は、みんな大好きな「レバニラ」です。我が園のニラレバは、レバーを軽く油で揚げてからもやし、人参、ニラと炒めています。甘辛い味付けはご飯のお供に最適だったようです。トマトの三杯酢は、保育園で採れたものも入っています。少し酸味がきつかったようですが、自分たちで育てた野菜は最高です。今日は「特別メニュー」としてピーマンと茄子の天ぷらが添えてありました。保育園の菜園で採れたものです。ここ数日の暑さで成長が促されたようです。あまり売れ行きは良くないようでした。ピーマンは仕方ないにしても、茄子は天ぷらより「一夜漬け」などでさっぱりいただきたいと思いました。これから菜園では胡瓜とスイカが収穫を待っています。