園長です。
あれから30年・・・綾小路きみまろの中高年のお話ではありません。今から遡ること30年。我が家の長女が小学校卒業。三女が保育園卒業を祝って、3月20日妻と親子三人で東京へ。東京では、私が2年間お世話になった渋谷の会社の社長の奥さんが都内を案内することになっていました。そこへ「地下鉄サリン事件」が勃発したのです。娘たちが東京に着いたのは正午頃らしかったのですが、東京駅は身動きも取れないくらい混雑していたようです。社長の奥さんとどうにか合流し、裏道の裏道を使い、何とか宿泊するホテルまで連れて行ってくれたそうです。妻と娘たちは社長の奥さんとは初対面だったのですが、今考えるととんでもない幸運に恵まれたと思います。日本中は大騒ぎでしたが、娘たちは念願の東京ディズニーランドへも行き、楽しんだようでした。あれから30年・・・。事件を起こしたオウム真理教は今も存在していますが、首謀者たちはほとんど極刑になりました。世界史でもまれにみる毒ガス事件でした。今でも後遺症に苦しんでいる人の話を聞くと怒りを禁じえません。
さて、あれから14年・・・もありました。2011年3月11日。東日本大震災。この時期になると、今もあの時のことが鮮明に思い出されます。我が家の娘たちが三人仙台にいた時で、私は卒園式が終えるまで身動きが取れず、卒園式が終わるや否や国道4号線で仙台へ娘たちを救助するため向かったのでした。高速は通行止め、新幹線もストップ、頼るのは自分の足と買ったばかりの新車プリウス。試運転もしないまま、順番待ちのガソリンスタンドで無理やりガソリンを20リットル調達してもらい夕闇迫る八戸を後にしたのでした。今思うと物語のようですが、仕事と家族を何とか守ろうと必死だったのです。あれから14年、娘たちは結婚し、長女のお腹にいた3番目の孫は現在中学2年生になろうとしています。知ってか知らずかわがままいっぱいに育っていますが、あの時のことを思い出すとすべてが許せる思いがします。
その後、大地震や大洪水など日本列島は大揺れに揺れていますが、昨年の「南海トラフ大地震」事件には肝を冷やしました。今後30年以内の大地震発生の確率は相当高いようです。首都直下型や南海トラフ、東日本もまだ安心ではありません。私はあと何年生きられるかわかりませんが、子どもたちの時代が心配です。
3月7日(金) 今日は、朝起きたら雪で外が白く、子どもたちが喜びそうだなあと思いました。(私の息子も、雪遊びできそうな雪を見て、目をキラキラさせていました。)午前中の外遊びは、長坂公園で雪遊びをしてきた子もいたようです。暖かくなったり寒くなったりと毎日気温に変化はありますが、少しずつ春に近づいているように感じます。今年度、雪遊びできるのはあと何回かな。 さて、今日の給食はすき焼きでした。お肉や白菜、保育園のすき焼きは人参も入っていて栄養満点です。子どもたちはおいしそうにモリモリ食べていましたよ。蒲鉾と沢庵のマヨサラダは子どもたちに人気のおかずです。沢庵と蒲鉾の食感がそれぞれ違って、おいしい一品でした。 明日は新入園の説明会があります。四月からの入園に向けて、保護者の方もドキドキしているかもしれません。安心してもらえるように、丁寧に説明したいと思います。今在園している保護者の方も、何か不安なこと、ドキドキしていることなどありましたらいつでもお声がけください。(松田)
3月6日(木) 昨日から降り続いている雨は、時々強くなったり雪に変わったりしていました。今日は県立高校の入試日だったので、朝の道路状況にドキドキした家庭もあったのではないでしょうか。試験に伴い高校が休みの為、高校生のお兄ちゃんに朝送って来てもらったお友だちもいたので、久しぶりに卒園児に会えて嬉しく思いました。 さて、今日の給食は『イカリングフライ』でした。ミンチになったイカがリング状になり揚げてあったので、子どもたちにも食べやすく小さいクラスのお友だちもパクパク食べていました。『ビーフン炒め』にはキャベツや人参、ニラなどの野菜が沢山入っていましたが、人気がありおかわりをして食べているお友だちも多かったです。保育園では卒園に向けた準備が進められ、年長組の歌声も響いていました。来週末の卒園式を無事に迎えられるよう、手洗いや水分補給など予防に努めていきたいと思います。(若江)
3月5日(水) 今日は朝から雪が降り、お昼頃から冷たい雨に変わりました。雨の降った次の日の朝は、道路が凍って危険なので、皆さん十分注意して車の運転をしましょうね。 さて、今日の給食はみんな大好きおにぎりでした。「お弁当箱が同じだよ!みてみて!」と見せてくれる子もいましたよ。おにぎりは、ポケモンの海苔がついたおにぎりを持ってきている子が多く、ポケモンクイズが始まっていました。白菜のコールスローは、主菜が揚げ物だったので、口の中をさっぱりとしてくれます。竹輪納豆揚げは新メニュー。ひきわり納豆が中に入っている竹輪が出たということで、給食の先生が磯辺揚げにしてくれました。保育園では初めてのメニューでしたが、中には「自分の母が子どもの時に、同じてんぷらを作ってくれていた。なつかしい!」と言っている職員もいました。家庭の味はそれぞれで、懐かしい味やメニューがあるんだなあと、なんだかほっこりしました。(松田)
3月4日(火) 今日も風が冷たく、日は照っているものの寒さを感じます。そんな中でも子どもたちは元気です。園庭に元気な園児の声が響いています。園庭の泥もやっと乾き、砂場や大型遊具で友達とかかわりながら遊んでいます。園内で遊ぶ姿もいいのですが、外でほっぺを赤くしながら砂場の砂を掘っている姿は、格別に子供らしさを感じます。園内では年長組が卒園式の練習をしています。卒園式は来週の土曜日なのでだんだん熱が入っているようです。子どもたちが歌う声を聴いていると、これまでの子どもたちの頑張りが目に浮かび、少しセンチになってしまいます。最近は年のせいか、結果より、物事に真剣に打ち込んでいる姿に感動します。最近涙もろくなっているので当日が心配です。さて、今日の献立はご家庭でもおなじみの「肉じゃが」です。各家庭での味付けも多彩にわたると思いますが、わが園の肉じゃがもなかなか食べ応えのある一品です。めかぶ酢は、めかぶのヌルヌルとキュウリのシャキシャキ感の相性が良く、ご飯の進み具合が良かったようです。 先日、八戸市保育連合会の元会長だった園長先生が亡くなりました。連合会の研修事業でアメリカ、ロサンゼルスに一緒に保育の視察に行ったことを思い出しました。何事にも真剣で多様な意見の持ち主で、連合会をリードしてくれました。まだ70代半ばでしたが残念です。ご冥福をお祈りいたします。
3月3日(月) 今日は全国的に「ひな祭り」です。昨日までの陽気は影を潜め、桃の花どころか、雪の華が舞っています。北国の春はもう少し先のようです。保育園では、3月の行事がいっぱいなので、毎月月末に開催している誕生会をひな祭りに合わせて行っています。最後は毎年恒例の「長坂ひな壇」を飾り盛り上がりました(詳しい情報は瓦版で)。さて、今日は誕生会とひな祭りということで、子供たちの大好きな「ハンバーグ」と健康にすこぶる有効な「じゃこの炊き込みご飯」でした。ハンバーグは調理室で手作りしました。愛情がたっぷり詰め込まれています。じゃこの炊き込みご飯にはシラスがたっぷり入りカルシウム摂取には最高の一品でした。冬は野菜不足になりがちですが、今日のメニューには菜花、小松菜、水菜、キャベツ、キュウリ、サニーレタスなどご飯にもサラダにもたっぷり野菜が入っていました。スープは「太平燕」(たいぴーえん)でもやし、ニンジンのエキスを春雨がしっかり味をしみこませおいしく仕上がっていました。午後のおやつには「ケーキ」と「ひなあられ」が用意されているようです。ケーキも手つくりで、調理員が4人がかりで頑張っていました。撮影用に1個だけ持っていた雛あられを子どもたちが見つけ「それ誰が食べるの?」と子供たちに詰問されました。こどもたちも楽しみにしているようです。特に騒いでいたのは男の子たちでした。男の子も楽しいひな祭りです。