園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

寒気団

2025-02-10 13:20:36 | 日記

園長です。

 寒い。とにかく寒い。懐事情も甚だ寒いのですが、それ以上に気温が低い。今冬一番の「寒気団」が入り込み、日本海側が雪害に見舞われました。これまであまり降らなかった中国、四国、九州でも積雪があったようで毎日のようにテレビニュースで騒いでいました。北国八戸は・・・静かです。北国の一員として大雪の被害を報告したいのですが、雪がありません。同じ青森でも、日本海側の津軽では「1メートルを超える積雪」が何か所でも発生し、除雪が間に合わなくて、急遽県内で余裕のある自治体が参加し「除雪隊」を編成して被害に当たっているようです。我が八戸は太平洋側にあるので大陸から来る雪雲は奥羽山脈にさえぎられ、八甲田方面でほとんど力を使い果たし、からっ風に変わってしまいます。おかげで風は冷たく氷が張ります。八戸はまたの名を「氷都」と呼ばれます。氷都の除雪隊は除雪自体の回数が少ないのでなかなか除雪の技術を磨けません。津軽で活躍しているのかどうか心配です。

 そうは言っても春は確実に近づいています。立春を過ぎたあたりから少しづつ太陽の輝きが増し、夜が明けるのが早くなったような気がします。今日は犬の散歩で午前6時に起きたのですが、いつもより明るい感じがしました。この寒気団が過ぎれば、「歓喜暖」に変わるような気がするのは私だけでしょうか。来週からは青森県南地方の伝統行事「えんぶり」が始まります。春を呼ぶえんぶりは時々大雪も呼んでしまいます。「「ひがんじゃらく」と呼ばれる湿った重い雪です。この彼岸じゃらくは、3月の彼岸、4月の入学式にも降ることがあり、これからが戦々恐々の毎日になります。

 

2月8日(土) 今日は久しぶりに最高気温がマイナスではなく、天気が良かったので、3歳以上児の活動の中に園庭があり、子どもたちも喜んでそり遊び等を楽しんでいました。ステージにひな人形を出したので、子どもたちは大きな箱から出す様子を釘付けで見ていたようです。下の段の“道具”を出すのを手伝ったお友だちもいて、中には人形の表情の違いに気付いた子もいたそうですよ。さて、今日の給食は『チャーハン』でした。一緒に食べていた男の子が「このお肉はチャーシュー?ベーコン?」と聞きながら、目と味で確認をしながら食べていました。『スパゲッティサラダ』はパスタの麺をツルツルッと口をとがらせながら食べている姿が可愛らしかったです。感染症も落ち着いたので、久しぶりにお手伝い保育も行いました。お兄さんが上手に箸を使う様子をじっと見つめながら、少し緊張した様子で食べている姿が微笑ましかったです。(若江)

2月7日(金) 今朝は数名のお友だちに「今日は外で遊びますか」と聞かれました。寒さが苦手なお友だちもいますが、外で遊びたいお友だちも多いようです。寒波の影響で気温が低く、今日も室内遊びになりましたが、小さいクラスではテーブルすべり台をしたり、大きいクラスでも運動遊びをしたりと発散できる遊びを楽しんでいました。さて、今日の給食は『ポークチャップ』でした。豚肉と玉ねぎをケチャップで炒めたシンプルなメニューでしたが、子どもたちには人気があり、ごはんも進んでいました。『ほうれん草とコーンソテー』はにんにく風味がしていて、いつもより栄養素がアップしていましたが、苦手なお友だちもいたようです。寒い日が続いていますが、室内でも体を動かしたり、栄養のある食材を取り入れたりしながら、感染症に負けないカラダを作っていきたいですね。(若江)

2月6日(木) 今季一番の寒気団が日本列島を覆ってしまいました。日本海側では記録的な積雪になっているようです。今回は南の九州でも積雪があり、道路では大混乱だそうです。八戸は寒いことは寒いのですが、今のところ大雪の予報にはなっていません。その代わり強風が吹き荒れ、体感温度は相当低くなっています。太陽の輝きは増しているものの、春の暖かさを感じるまでには至っていません。さて、今日のメニューは「焼き鯖のおろし煮」と「春雨と挽肉の炒め物」でした。サバは八戸前沖での漁獲が大激減で、来年度からの漁獲割り当てが相当削られるようです。前の市長はサバを念頭にハサップ設備まで作りましたが、さばを読むまで行けなかったようです。私の友達にサバの加工品を生業にしている同級生がいますが、相当苦戦しているようです。サバとイカは八戸の看板メニューでしたが、残念です。今日のサバには〇〇産と原産地は表示されていませんでしたが、何となく北欧の香りがしていましたが、食べてみるとサバの味でした。味は万国共通のようです。春雨と挽肉の炒め物にはひき肉のほか、人参、筍の千切りが入っていて食べ応えがありました。今週は寒さが厳しいという予報ですので、体調管理には十分気を付けてお過ごしください。えんぶりが過ぎるまでは気を抜かないように・・・。

2月5日(水) 昨日の夜、雪が降っている様子が窓から見えたとき、「どれくらい積もるんだろう・・」と、ドキドキしましたが、それほど積もっておらず、ホッとしました。今週はとても寒く、日本海側ではまた大雪が降るようです。八戸も今日は風が強く、ビュービュー寒い風の音が1日中聞こえていました。外には出られなかったので、子ども達は部屋の中で烏帽子作りをしたり、コーナー遊びをして過ごしました。八戸は毎年えんぶりの時期が一番冷え込むような気がします。 さて、今日は子ども達の大好きなおにぎりの日でした。私のおにぎりは昆布だったのですが、「おんなじだ!」とおにぎりの具を見せてくれたり、毎週恒例のおにぎりの具あてクイズを楽しみながら食べている子ども達もいました。小さいクラスの子ども達はわかめおにぎり。「おにぎりおいしいね!」「おかわりください」と喜んで食べていましたよ。 おかずのチキンカツはサクサクでおいしく、野菜の胡麻和えは甘い味付けで子ども達にも食べやすかったと思います。(松田)

2月4日(火) 今日は3歳以上の活動に、博物館にえんぶり展を見に行く散歩コースがあり、みんな元気に出発していました。節分が過ぎると、次は ” えんぶり ” と心がワクワクします。八戸えんぶりは国の重要無形民俗文化財にもなっていて、春を呼ぶ豊年祈願の郷土芸能です。ナガえんぶりとドウサイえんぶりの2種類がある事など、先生の出すクイズに答えながら、楽しくえんぶり展をみていたようです。作りたい烏帽子の柄を見つけた子もいた様なので、楽しみにしたいと思います。 さて、今日の給食は『厚揚げと茄子の味噌炒め』でした。人参や筍インゲンなどの野菜も沢山入っていましたが、甘辛い味噌味で食べやすく、子どもたちもモリモリ食べていました。『すまし汁』には花麩や丸麩、とろろ昆布が入っていました。とろろ昆布は苦手なお友だちもいるので、ひとり一人に確認しながら、盛り付けていました。『青梗菜と竹輪のお浸し』には今日は特別に、水菜や豆苗などの野菜も入っていたので、色も鮮やかで美味しかったです。(若江)

2月3日(月) 今日は「立春」。昨日は「節分」でした。例年より1日ずれていますが、1年は365日きっかりでないようで、うるう年のように調整が必要なようです。何はともあれ暦の上では「春」になりました。気分も少しだけ明るく感じるようになりました。 さて、保育園では一日遅れの「豆まき」を行いました。豆は、新聞紙を丸めたもので、傍から見ていると運動会の「玉入れ」のようです。我が園ではだいぶ前から節分の豆まきにはピーナッツを使用しないことにしています。アレルギー対応のためです。食べなくても、踏んづけた豆から出る油や匂いでアレルギーが発症するからです。おかげで迫力と年の数だけ食べる楽しみはなくなりましたが、掃除も楽で全員が納得しています。 さて、本日のメニューは「鬼うどん」(どこが鬼か聞いてみたら蒲鉾の絵柄が鬼だそうです)と野菜たっぷりの「コールスロー」(胡瓜、キャベツ、コーン、人参、ハムをマヨネーズであえたもの)でした。ご飯は「大豆とじゃこのご飯」だそうで、今回は調理員からのメッセージがありました。「鬼退治するのにふさわしく、大豆を甘辛く煮て、イワシの稚魚のしらすを揚げたものと塩昆布をご飯に混ぜ合わせ、タンパク質、カルシウム、ミネラルたっぷりのご飯です。」ということです。いつも私の勝手な献立の解釈、味の解釈に業を煮やしていたようです。今後気を付けます。

2月1日(土) 今日は、昨年9月から始まった各クラスの保育参加日の最期を飾る、年長組の参加日でした。4月から小学校に入学するので、子ども達の成長ぶりと就学に関しての不安を解消するために、敢えて今の時期に行っています。今日はひらがなのおさらいと親子制作を行いました。親子制作は、我が園の守り神「隅の観音様」境内に植樹されているイチョウの実(ギンナン)を使ってのストラップ作りでした。完成したストラップは、見た目も可愛かったですが、観音様のご利益で、子ども達を見守ってくれることでしょう。保育園では、保護者の給食試食も子ども達と同じ献立、同じ量を食べていただき、最後の給食を味わっていました。その給食は、「コーンフレークフライ」と「春雨と豆苗の胡麻マヨ和え」でした。コーンフレークフライは、魚とお肉の2種類があり、味も食感も異なり、食べ応えがありました。調理員の説明付き、家庭でのポイントなど参考になるポイントもたくさんあり、保護者のうなずく姿が印象的でした。次に集まるのは「卒園式」、残り2か月を充実した保育園生活で締めくくりたいと思っています。

1月31日(金) 今日は気温が上がらず、風も強めで寒い一日となりましたが、子どもたちは元気いっぱいで、散歩や園庭を選んで遊んでいました。「外で遊んでお腹空いたから、大盛りにする!」と配膳に並んでいるお友だちもいましたよ。さて、今日の給食は和食の定番”肉じゃが”をアレンジした『味噌バター肉じゃが』でした。彩りにコーンや枝豆も入っていたので、盛り付けてもらっていた時に「シチューみたい」と話していた子もいました。程よい塩加減でとても美味しかったです。おかずが味噌味だったので、汁物は醤油味の『ニラ玉スープ』でした。『めかぶの酢の物』にはシャキシャキの胡瓜の輪切りが沢山入り、「おいしい!」とおかわりをして食べている子も多かったです。正月や0歳児と1歳児クラスの参加日など、1月もあっという間に過ぎていきました。明日からの2月は、年長組の参加日からスタートします。保育園最後の参加日なので、親子での楽しい思い出を作って頂けたらと思います。(若江)

1月30日(木) 今日は曇りの予報でしたが、8時過ぎ位から雪が降り出してきました。根城の広場へ散歩に行き、サッカーをする気満々で、スニーカーを履いて登園してきた男の子は、ガックリ肩を落としていました。昼に「今ならサッカーできるのにな」と外を眺めていたので、今度天気の良い日にリベンジしたいと思います。 さて、今日の給食は『酢豚』でした。ピーマンや筍など子どもたちが苦手な食材も入るので、好き嫌いが分かれていましたが「少しです」と盛ってもらい食べていました。『ほうれん草のなめ茸和え』は、千切りにした人参も入り、彩りもキレイでした。野菜の苦手な1歳児の女の子も「ほうれん草は力が出るんだよね」と食べていたようです。友だちとの会話や先生からの励ましなどで、苦手な物でも少しずつ食べられるようになり、成長を感じます。(若江)

1月29日(水) 今朝は道路も歩道も駐車場も、ブラックアイスバーンになっていたので、登園してきた女の子が「ペンギンみたいにあるいてきた」と話していました。毎月行っている安全の話がありますが、その中でも“凍っている道はペンギンの様に歩いてね”と伝えていました。“屋根の下では遊ばない”など、北国ならではの約束を子どもたちと確認しながら、寒い時期も安全に戸外遊びを取り入れていきたいと思います。 さて、今日の給食は『五目卵焼き』でした。その名の通り、溶き卵の中にしいたけ、人参、万能葱、桜エビの五種類が入り、色鮮やかで口に入れると桜エビの風味が広がり美味しかったです。『引き昆布の煮物』も人気があり、大盛りでもらっているお友だちも多かったです。『すいとん』はモチモチとしていて、牛蒡や鶏肉など具材からも出汁が出ていて人気がありました。家庭ではせんべい汁を作る事の多い我が家ですが『すいとん』も作ろうかなと思いました。(若江)

1月28日(火) インフルエンザの猛攻に耐えること約2週間。園児への感染はやっと峠を越したようです。しかし、園児から職員、職員の家族の感染が増え、一難去ってまた一難という感じです。例年だとA型が収まるとB型が流行するパターンですが、今のところその気配はありません。このまま収束してほしいものだと思います。気候的には大寒も終わり、徐々に春の兆しが感じられる季節です。来週はもう2月、節分、立春と続きます。年長の卒園式の準備もだんだん始まり、嬉しいやら、寂しいやら・・   さて、今日の」メニューは「冬野菜カレーライス」「マカロニサラダ」「野菜スープ」でした。いつもの食材に蓮根、サツマイモ、ブロッコリーなどの冬野菜がたっぷり入ったカレーでした。カレーは保育園の人気メニュー。おかわりする子がたくさんいました。マカロニサラダも人気があり、こちらも大盛りにしている子がたくさんいました。野菜スープにはウィンナー、キャベツ、エノキが良い味を出していました。今日もほとんど残食はありませんでした。

1月27日(月) 土曜日は雪遊びと思っていましたが、雪ではなく雨が降ったので、今日は散歩に行ったクラスが多かったようです。公園や園庭はまだ土の状態が泥状ですが、根城の広場へ行ったお友だちは、久しぶりに芝生の上でサッカーも楽しめたようでした。さて、今日の給食はご飯が進むおかずの1つ『麻婆豆腐』でした。保育園の麻婆豆腐には挽肉や豆腐の他に、人参やニラ、椎茸やねぎなどの具もたっぷりと入り、栄養も満点です。『もやしのナムル』は子どもたちに人気があり、「おいしい!」「めっちゃ好きー」と大盛りでもらっているお友だちが多くいました。今日のデザートのりんごは、赤い皮と黄緑の皮との2種類があったので、「赤いほうがシャキシャキして美味しい」などと、子どもたちなりに食べ比べながら、食感や味の感想などを話していましたよ。(若江)

 

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