園長です。
カマキリは、卵を産み付ける場所を、その年の雪が積もる高さ以上の場所に産み付けるそうです。秋にかまきりの卵がどこにあるかで、その冬が大雪になるか、小雪になるか占うことができるということです(根城地区のある高齢者に聞いた話です)。私が今年発見したカマキリの卵は、地べたに近いところにありました。これで占うと「小雪」の予報ですが、天気予報では大雪になる恐れがあると言います。どちらが正しいか、これからが見ものです・・・が、外れても責任は持ちませんのでご了承ください。
本日は、12月生まれの誕生会がありました。クリスマスバージョンの誕生会で、保護者が見守る中、今月の絵本、「三匹の子ブタ」のクイズやブラックシアター、ピカチューダンスで楽しみました。
子ども達は、先日の「発表会」で大きな自信が付いたようで、質問や受け答えがとてもスムーズになっていました。インタビューでは「好きな先生は誰ですか?」など大人がドキッとするような質問もありました。(詳しくはかわら版をご覧ください)
さて、昨日、八戸市こども未来課の説明会がありました。「八戸市保育料算定ミス」と昨日のデーリー一面の記事についてでした。内容は詳しく書きませんが、コンピュータ会社の事務的ミスだったようです。世の中、ICTの時代、何でも機械化し、正確に、より迅速に・・ということですが、専門家でもわかりにくい、ましてや一般人よりも劣っている(と思われる)私たち高齢者には、手も足も出ない分野です。しかし、この事務的ミスがもたらす多くの弊害は「保育施設を通して・利用者が納める」ということで、保育施設と利用者が被ることになりました。原則、保護者負担分の保育料は保育施設で徴収することになっていますが、謝罪とお知らせは「市」が、実際に集めるのは保育施設で・・ということになりました。ミスは誰にもあるので、ある意味仕方がないことだと思いますが、「はい。わかりました」と心から思えないものがありました。あまりにも細かくなりすぎた保育制度の弊害かもしれません。八戸市では誤りがわからず、他市町村へ転園した園児のところからの情報で分かったと言っていましたが、それだけチェックするのも難しいということだと思います。最近SNSについての弊害が問題提起されることが多いのですが、人の手に負えない情報戦は「モラル」だけでは解決しないと思います。私たちの世代は先行きが長くないので我慢しますが、これからの人たちは大変だと思います。昔、こんなコマーシャルがありました。「狭い日本、そんなに急いでどこに行く」。残された「地球時間」は「あと数秒」といわれています。自然と調和したゆっくりとした時間を過ごしたいと思う園長です。
12月18日(水) 韓国では一時「戒厳令」が出されましたが、我が園では胃腸炎(胃腸炎らしき症状)が大流行し、「非常事態宣言」を発令しようかなと思っています。職員も2名、職員の子も胃腸炎らしく本日、早退の職員が複数ありました。コロナのおかげで隠れていた感染症が一気に元気を取り戻したようです。今週は誕生会、もちつきと楽しみなイベントがあるので早く収束してほしいと思います。 さて、本日の献立は「鰈の煮付け」と「絹厚揚げとエビの中華煮」でした。我が園の子ども達は魚が大好き。鰈の煮付けも「これおいし~い」と言いながら、大事そうに口へ運んでいました。厚揚げとエビの中華煮は、白菜、人参、きくらげ等野菜がたくさん入っていました。滑らかな絹厚揚げとエビは相性が良く、海老と野菜のエキスをたっぷり吸い、おいしい一品に仕上がっていました。
12月17日(火) 毎朝ドキドキしながら、大人は雪が積もっていないか外の様子を見ていますが、子どもたちは少しの雪でもそり遊びをしたり雪玉を作ったりと楽しんでいます。今日も園庭で遊び終わって中に入ってくると、「さむかった~」と言いながらも「楽しかったね」と友だちと笑い合っていました。 さて、今日の給食はみんなが大好きな『炊き込みご飯』でした。牛蒡や人参、鶏肉や油揚げなど沢山の具材が入り、昆布の出汁がきいていて、おかわりをして食べるお友だちが多かったです。さっぱりとした『カニカマの酢の物』と寒い時期に食べたくなる『おでん』も、炊き込みご飯との相性がバッチリでとても美味しかったです。体調不良のお友だちも、まだまだ多いですが、睡眠と栄養を摂り免疫力を高めていきたいですね。(若江)
12月16日(月) 今日は朝から電話がひっきりなしに鳴っていました。胃腸炎症状で欠席という連絡でした。先週ポツリポツリと出ていた胃腸炎症状が、広がったようです。手洗いうがいをしっかりとして、感染予防に努めていきたいですね。 さて、今日の給食はニラレバ炒めでした。子どもが苦手なイメージのあるレバーですが、保育園のレバニラ炒めは人気があります。根菜サラダはシャキシャキというレンコンの食感がよい感じでした。登園している子ども達は食欲旺盛で、おかわりをしている子もいましたよ。胃腸炎症状がはやく落ち着いてくれることを祈ります。(松田)
12月14日(土) 久しぶりに何の予定も入っていない土曜日でした。園見学の方が一組あっただけでした。10月の後半くらいから増え始めた園見学ですが、少し落ち着いてきました。市の指導もあるので第3希望までの施設をじっくり見学しているようです。1日に3組あった日もありますが、副園長が丁寧に対応しています。 さて、本日のメニューは「洋食」でした。マカロニグラタンには、緑のブロッコリーが彩を添え、ハムサラダには、胡瓜、レタス、トマト、ニンジンなどが入り、小気味よい歯ごたえを楽しんでいるようでした。主食は久しぶりのロールパン。菓子パンとは一味違い、マカロニグラタンと卵スープとの相性も抜群でした。我が園では長年「アビニオン」さんにパンをお願いしていますが、最初に食べた時の衝撃は忘れられません。特にこのロールパンとクロワッサン、園児用食パンは特別です。30年來のお付き合いが、子ども達の好みの味を作りだしたのだと思います。今、令和6年度の「保育アンケート」をとっていますが、給食には良い評価が目立ちます。給食以外にもいろんなご意見・感想がありました。。締め切りは16日、月曜日です。結果は1月か2月を予定しています。ご協力よろしくお願いいたします。
12月13日(金) 今日の給食は『鶏肉の中華炒め』でした。衣をつけて揚げた鶏肉や、小さく切られたエリンギ、筍、パプリカが入っていて彩りも良く食べやすいメニューでした。 感染症も少しずつ出てきました。たくさん食べて菌もはねのく強い体になってほしいと思います。年長児は今、歯が抜け初めてきている子が多く、「噛めなーい」と笑い合いながら給食を楽しんでいました。そんな年長さんは卒園に向けていろいろ準備が始まってきています。アルバム作りなどをしている様子をみて“はやいなー”と少し寂しくなります。この間、ある年長の園児が「雪が溶けて春になったらまたサッカーやって、がんばるぞー」と気合をいれている子がいて、「あれ?小学校には行かないの?」と言うと「あ…そうだった…」と大笑いしました! 残り3か月、たくさん思い出を作ってほしいと思います。 (佐々木 綾乃)
12月12日(木) 今日は寒い。気温もほとんど0℃付近から動きません。週間予報でも「雪」マークがズラリと並び、何となく気分も落ち込みがちになります。しかし子ども達は元気です。発表会後、ゾーンやコーナーの内容を変えたので、興味・関心が増して遊びが深まっているようです。特に年長や年中は、双六やトランプなど友達とかかわる遊びに熱中しています。子ども達は、子どもたち同士かかわりあいながら、競い合い、お互い相手を思いやりながら育っていきます。集団保育、異年齢保育の良いところだと思います。 さて、今日のメニューは「まさご揚げ」と「白菜のコールスロー」でした。まさご揚げはふんわり揚がり見た目より食べやすかったです。白菜は今が旬。刻んだ白菜にロームハムが入り、酸味もほどほどあり、子ども達も良く食べていました。給食室では、同時進行で午後のおやつ作りに励んでいました。今日のおやつは、手作りのショートブレットです。こんがりきつね色に焼きあがったショートブレッドが給食室の片隅に積まれていました。我が園の調理員たちは働き者で、創意工夫に長けています。子ども達の「おいしい」という声が大好きなようです。
12月11日(水) 園庭でいつも元気に駆け回っていた子どもたちですが、この時期は霜や溶けた雪でぬかるんでいるため遊ぶ事ができず「あそべない…」と寂しそうにしています。日中、雪が降り始めると「ゆきだー!」と喜び、積もる事を期待している様子でした。 さて、今日の給食はサクサクのパン粉がたっぷりとのっていた『鱈のパン粉焼き』でした。つくしさんのお友だちは、パン粉で隠れていた食材が何か気になったようで「おにく?さかな?」と聞いたようです。先生に「魚だよ」と教えてもらうと「へらしてちょうだい」と、苦手な事を伝えていたそうです。長坂の定番メニューの1つ『カミカミサラダ』は、さきイカの旨味が切り干し大根にしみ込んでいて、子どもたちもおかわりをして食べていました。おにぎりの日だったので、具材をクイズで出し合ったり大きさを比べたり等、会話が弾んでいました。(若江)
12月10日(火) 今日は曇天ながら気温が高めなので、道路の圧雪は解けています。今週は気温が低めに推移しそうです。健康管理には十分注意しましょう。我が園では一大イベントの発表会も終わり、子ども達も職員も落ち着いた保育を行っています。2階のコーナーも大きく変わり、子ども達も楽しそうです。飾りつけもクリスマスバージョンになりました。1号の子ども達はあと10日で冬休みに入ります。それまでに誕生会やもちつきをしなければならないので職員も大忙しです。 さて、本日のメニューは「チキン南蛮」と「南瓜の煮物」でした。冬至に南瓜を食べると風邪をひかないと言いますが、今年の冬至は21日です。発表会のあたりに熱、嘔吐、腹痛の風邪が流行した(している)ので調理員が気を利かせて早めの南瓜を用意したようです。各家庭では、南瓜に限定せず「野菜中心」の食事を心がけ、厳しい冬を乗り越えましょう。冬の野菜のねぎ、大根、白菜が旬を迎えています。ちょっと値段が高いけど・・。
12月9日(月) 日曜夜9:00、BS11で「太田和彦のふらり旅 いい酒いい肴」という番組に八戸が登場しました。今回で2度目の八戸登場ですが、番組内で紹介されたのが「ホタテ串」と「そばかっけ」で、せっかく旬のサバやイワシが豊漁だというのに少し残念な気がしました。素朴といえば素朴ですが、もう少し飲兵衛の心を揺さぶるようなものを出してほしかったなあと思いました。まあ、何はともあれ全国に放送されたことは歓迎したいと思います。さて、本日のメニューは「肉豆腐」でした。豚肉と豆腐、シラタキの組み合わせは最強です。味がすき焼き風になるのは仕方がないですが、子ども達は大好きです。胡瓜とめかぶの酢の物も人気があります。本当はこれに輪切りにしたイカを茹でたものが入ると完璧なのですが、イカが高騰しているので見合わせたようです。水産の町八戸という割には水産物が高いのが気になります。昨年「八戸本」という八戸を紹介する冊子が発行されました。これにはレアな場所がたくさん載っているので、太田和彦さんには、次回八戸に来た時には是非参考にしてほしいと思います。一度はまったらなかなか抜け出せない楽しい「横丁」ですが、飲みすぎには十分注意しましょう。
12月7日(土) 昨日の夕方には止んだ雪でしたが、今日の朝は寒かった。暦の上でも「大雪」で、本格的に雪が降る季節だそうです。そんな朝でも子ども達の登園は早い。総練習も含めて最後の「本番」です。緊張感を漂わせながらも元気いっぱいの子ども達でした。さて、今日は「お詫び」をしなければなりません。何かというと、給食の写真を撮り忘れました。「誰か撮っているだろう」と発表会の余韻に浸っている間に、子ども達の給食が終わってしまいました。いつもは気を利かせて撮ってくれる保育士達もあとかたずけに追われ、すっかり忘れていたそうな・・。ごめんなさい。皿うどん、串カツ、モロヘイヤスープ、食べた子ども達はおいしかったそうです。発表会は大成功でしたが、給食の写真は大失敗でした。心から反省し、お詫び申し上げます。替わりに子ども達が頑張って発表した出し物の名場面の一部をご覧ください。
12月6日(金) 今日午前10時。もさもさと曇天から雪が舞い降りました。あっという間にあたり一面銀世界となりました。まあ、12月なので仕方がないといえば仕方がないのですが、気温も低く、明日の発表会が心配です。我が園では最近、腹痛や嘔吐、下痢症状の「風邪」が流行しています。今日も何人かお休みしていますが、そちらも心配です。何とか・・何とか無事に終わってほしいと祈っています。さて、今日の献立は、みんなが大好き「ハヤシライス」でした。カレーライスと一緒でこのメニューの時は、子ども達の食べる速さは異常です。いつも最後まで残って味わっている子も、カレーとハヤシライスの時はもりもりパクパクの状態で、あっという間におかわりの列に並んでいます。つくし、ひまわりの子たちは、口にしっかり「食べました」の後を残して保育士から口をふいてもらっていました。サラダは「胡麻レタス」で、ゴマの風味が効いていておいしかったです。明日に向けて職員たちは外に出て「雪かき」をしています。一向にやまない雪が少し心配です。
12月5日(木) 今日の朝は、久々に冬の寒さを感じました。車にはびっしり霜が張り付き、フロントガラスは真っ白。昨日解けた雪が凍り、アスファルトは危険な状態でした。今日の新聞に「八戸前沖銀サバ」が3年ぶりに認定されたというニュースが乗っていました。サバ、イカといえば八戸市の代名詞、やっと八戸市民が認定された思いがします。私の友人は「虎鯖」(とらさば)という生に近いしめ鯖を作り、全国で出張販売をしていますが、ここ数年、サバの不漁に悩んでいましたが、今頃は日本のどこかでこの情報を聞き、喜んでいることでしょう。さて、その鯖が今日のメニューに出てきました。「焼き鯖のおろし煮」です。大根をすりおろし、焼き鯖と一緒に煮こんだ寒い日に食べるには絶好の一品でした。私は幼少のころ、サバではなくイワシをいれたイワシのおろし煮を食べた記憶があります。この時期の大根は甘く、どんな料理にも合いました。サバもイワシも最近ではあまり食卓に上らなくなりましたが、この時期には絶対味わいたい食べ物です。寒い朝、七輪で焼いたイワシをフーフーしながら食べるのは最高の贅沢です。最後の晩餐は炊き立てご飯とイワシにしようかな。アッ、今日の食材はイワシじゃなくサバだった。今夜は、脂の乗ったサバの一夜干しか味噌煮が食べたいなあ。
12月4日(水) 今日は「おにぎりの日」。各家庭から自慢のおにぎりが集まりました。中には「お手紙付」のおにぎりもあり感動します。お腹はもちろんですが、心まで満たされるような気がします。今日は、朝から「雪」模様。積もるほどには降りませんでしたが、あたりが白くなるくらいは降りました。気温が7℃くらいまで上がる予報なので、夕方までには融けると思います。もう12月、いつ大雪が降っても不思議ではない季節になりました。 さて、今日のメニューは「イカリングフライ」と金沢の郷土料理「治部煮」でした。「名物料理にうまいものなし」と言われますが、私もずいぶん前、兼六園の入り口の料理屋で「治部煮」を食べましたが、せんべい汁の方が・・・と思いました。お殿様が好んで食べたという治部煮。私みたいな下々の舌には合わなかったようです。本場の治部煮には鴨肉やくるま麩が入っていましたが、我が園の治部煮はカモ肉の替わりに鶏肉、季節の野菜や麩の替わりにナルトが入っています。サツマイモの甘さと筍の食感がとても良かったです。これから寒くなると治部煮もせんべい汁もおいしくなります。体を温め寒い冬を乗り切りましょう。