自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ラットパトロール その2

2005-11-01 | TV吹き替え
続きです。その1よりお読み下さい。

第40話 「死のヒットソング」
The Do-Re-Mi Raid (Season 2 Episode 8  1967年11月16日)

<ゲスト>
ミッキー・ロバート(ジャック・ジョーンズ):?
ドイツ軍司令官:島宇志夫

***

ドイツ軍の捕虜になっている、人気歌手のミッキー・ロバートを助ける為、トロイは自ら
デートリッヒに捕らえられる。
デートリッヒは「わざと罠にかかったとしか思えん」とトロイを信じないが、トロイは自分の名前と認識番号を唱えるだけで、全く非協力的だった。

トロイに脱出のチャンスを与える為、奇襲攻撃の相談をするモフィット達に、逆に攻撃をかけるデートリッヒ大尉。
モフィット達は首尾よく逃げるが、ヒッチコックは眼鏡を落として行った。
デートリッヒ大尉は、その眼鏡をトロイに見せ、ヒッチコックが戦死した事をにおわせる。

ロバートは、パーキンスが連合軍司令部に書類を届ける途中で捕まった事をトロイに告げ、自分ではなくパーキンスを連れて行くよう忠告する。
ロバートは拷問に合い、既にパーキンスが重要書類のありかを知っていると、喋ってしまっていた。

トロイとパーキンスを無理矢理逃がし、自分は彼のファンと言うドイツ軍将校達の前で歌うロバート。ロバート役のジャック・ジョーンズ、とても良い声でした。
チェックしてみた所、グラミー賞を受賞している本物の歌手だそうです。(注2)

彼らがロバートの歌に聞き惚れていると、モフィット達が攻撃。
ロバートは2人を逃がそうと、ドイツ軍のサーチライトを撃つが、自分も狙撃されてしまう。

そして、モチロン、ロバートもドイツ将校達も全滅の中、しぶとく生き残るデートリッヒ大尉!!(笑)
パーキンスがトロイに助けてもらった礼を言うと、礼はロバートに言いな。いい奴だった・・・とトロイはつぶやくのだった。

ヒッチコックに眼鏡を手渡すトロイ軍曹。
ヒッチコックは眼鏡がなくて、随分不自由していた様子で、眼鏡が戻ってくると、ちょっと得意げでした。

***

最後はやられっぱなしのデートリッヒ大尉。
それでも左遷されない、全然めげない。
しかもラットパトロールに対して、相変わらず何だか礼儀正しく接する彼。確かデートリッヒ役のエリック・ブレーデン(当時、ハンス・グデガスト)が、ドイツ軍だからと言って、冷酷非情なのではなく、立派な人間として演じたと言う様な話を、インタビューでしていた事があったと思います。(注3)
悟朗さんも、高潔な感じのデートリッヒをカッコ良く演って下さっています!!
いい声です!!!

広川、野沢、堀氏の声がやや被るので(特に野沢&堀さん。何たってお二人ともドロンだし・・・笑)小林昭二さんがとっても目立っています。(笑)
あとは、悟朗さんがカッコ良かったので、大満足でした。(笑)

家弓家正さん(デートリッヒ大尉)のバージョンもとても見たいですが(しかもあちらのトロイ軍曹は金内吉男さん!)残念ながら時間がありません。
いつか拝見したいですが・・・。
(キャストの詳細については、日誌内の検索で「ラットパトロール」をご覧下さい。)
本当に懐かしかったです。拝見出来て嬉しかったです。

(注1)エピソードによって、デートリッヒ大尉が登場しない話もあります。(泣)
(注2)ジャック・ジョーンズ(Jack Jones ) 
テレビ「ラブ・ボート」(The Love Boat)の主題歌を歌っていたのは、彼だそうです。
(注3)多分「テレビジョンエイジ」のインタビューか何かだと思いますが、残念ながら資料が残っていません。

参考資料:以下の資料を参考にさせて頂きました。ありがとう御座いました。
IMDb 、The Rat Patrol Classified Dossier、ラットパトロールの部屋


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ラットパトロール その1

2005-11-01 | TV吹き替え
ラットパトロール(砂漠鬼部隊) ラット・パトロール
The Rat Patrol (1966~1968年) 
NTV/日本テレビ、NET/テレビ朝日 30分
役名:デートリッヒ大尉(ハンス・グデガスト/現エリック・ブレーデン)
(第2シーズン・33話~58話)

以前に書いた「ラットパトロール」ですが、DVDが発売になったら1話でもいいから拝見しようと心に決めていました。(笑)
デートリッヒ大尉が登場する2話を見ましたので、ご紹介します!(注1)
OPがあまりにも懐かしかったです。
なお、放送日はアメリカの物です。日本での放送日は分かりませんでした。

<キャスト>
トロイ軍曹:小林昭二
モフィット軍曹:広川太一郎
デートリッヒ大尉:納谷悟朗
ヒッチコック一等兵:野沢那智
ぺティグルー二等兵:堀勝之祐

第39話 「呪いの星」
The Death Do Us Part Raid (Season 2 Episode 7 1967年10月30日)

<ゲスト>
ブックナー():?
ベン<アラブ人の若者>():?
ドイツ軍大佐:高塔正康

***

ドイツ軍の補給所を教えてくれると言う連絡員の待つ村へ行く途中、デートリッヒ大尉の奇襲を受け、捕らえられるラットパトロールのメンバー達。
4人のうちトロイ軍曹だけは、負傷しながらも、アラブの村で読み書きを教えているアイルランド人女性ブラックナーに助けられる。
彼女、これでもか!というぐらい、見事な赤毛でした。(笑)

トロイは最初ブラックナーが連絡員だと思い、暗号で話すが、彼女は何の事か全く分からない様子だった。
彼女は戦争反対。
子供達に勉強を教え、戦争をしない大人にするのだ、と言う信念に燃えていた。
彼女の自慢の教え子にベン・ナイフと言う少年がいたが、実は彼こそが連絡員だった。

ドイツ軍に協力するアラブ人から報告を受け、デートリッヒの上官の大佐が連絡員の子供を捕らえる様にデートリッヒに命令する。
個人的にはこういう事(子供を捕まえる事)は反対です、と難色を示すデートリッヒ。
が、「命令は遂行します」と宣言する。
私が記憶していた通り、礼儀正しく、潔癖で、好印象のデートリッヒ大尉でした!!(笑)

村へ行き、ベンに躊躇しながらも「ダビデの星」をつけるデートリッヒ大尉。
ちょっと悲しそうな表情も良いですね。
悟朗さんも、カッコイイです。(笑)
デートリッヒは、不本意ながら、ベンを引き立てて行くのだった。

どうしてベンが連れて行かれたのか分からないブラックナーに、トロイはベンが連絡員だと告げる。大人に早く戦いを辞めさせたいからこそ、連絡員をしているんだ。自分の国の為に手伝ってくれるんだ、と説くと、ブラックナーも渋々協力する。

ベンを助け、捕らえられていた、モフィット、ヒッチコック、ぺティグルーも救出するが、逃走の際に、ブラックナーは撃たれてしまう。
そして、ベンの胸につけられたダビデの星を取り、トロイの腕の中で息絶えた。
彼女の事が気になる様子だったトロイでしたが、原題の通り「死が二人を分かつまで」だったようです。

トロイ以外の3人の出番が少なくて、何だか気の毒なぐらいでした。(苦笑)
そして、モチロン、デートリッヒ大尉は、トロイ達にまた逃げられた!
(何だか何処かで聞いた様な設定ですね。爆)


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