続きです。その1、その2もご覧下さい。
***
ついに書斎で、本物と複製が御対面!
悟朗さん同志が直接対話するシーンです!!!スゴイです!!(笑)
ここで堂々、対話をご紹介!(著作権侵害の意図は一切ありません!)
***
本物「もう来てたのか。何をぐずぐずしてる。早く撃ったらどうなんだ?」
複製「不思議だな。メガソイドより簡単に撃てると思っていたが。」
本物「そっちを向いてもいいか?」
複製「どうぞ。君なら僕をすぐ撃つか?」
本物「しょうがないだろう。いやでも撃たなきゃならん。」
複製「生命の意味が分かりかけて来た僕を撃って平気なのか?」
本物「君は複製人間だぞ。メガソイドを殺す為に作っただけだ。殺ったか?」
複製「未だだろうな。」
(本物がデスクの椅子にかける。)
本物「任務に失敗したとなると、尚更居てもらっても意味がない。」
複製「どうして僕を人に会わせない様にしてくれなかったんだ?そしたら何も知らないまま、素直に死ねたのにな。」
本物「そこまでは出来んよ。」
複製「自分のする事に責任が持てなくて、どうするんだ?」
(複製は銃をデスクの上に置いた。)
本物「殺せないのか?」
複製「ダメだ。僕は命令に従って君のところへ戻って来た。しかし命令がなくても今の僕なら、進んで戻ってきたかもしれん。君の人生に魅力を感じたんだ。」
本物「そうか。同情させてもらうよ。」
複製「なぜ死ななきゃならんのだ?」
本物「死ぬのではなくて、元の無に戻るだけだ。」
複製「何故だ?人生の意味を知ったからには、僕にもみんなと同じ様に生きる権利があるだろう?夢も持ってる。」
本物「夢なんか、あっと言う間に吹き飛んでしまうさ。生きてる間に、今の私の様になるんだ。こんな人生の何処がいい?」
複製「魅力を感ずる僕がバカなのかな。」
一方、庭ではエメットがメガソイドに襲われ息絶えた。
会話の続きです。
複製「何とか言ったらどうだ。君の人生を送りたいと思う僕が間違ってるのか?」
本物「余計な事は考えない方がいい。」
複製「無よりもいいと思わんか?」
髪を下したローラが入って来た。
先に帰って来たのが、複製人間の方だったのね、と二人を見て言うローラ。
あんな事、言うはずないもの。姿は同じでも、中味は全然違うみたい。二人が同じ訳がないわよね、と悲しげに笑った。
複製「変わりはないよ。ただ僕の方が彼ほど精神的に成長していないだけだ。だから今は未だ彼の過去の状態にいる。過去の亡霊とでも言うべきかな。」
本物「君はそっちの方が好きじゃないのか?」
ローラは、一人は結婚した当時の人。もう一人は愛している人よ、と言った。
本物「もし選ばなければならないとしたら、当然私だよ。」
複製「しかし僕は君の失敗を犯さない。目の前で見てるからな。」
本物「起こってしまった事は仕方がない。これからが問題なんだ。あくまで過去に拘るなら、ローラは、何も今の私を愛したりはしない。」
手伝いのマードックスから、庭に人が倒れていると報告が入る。
「エメット」とつぶやく本物に、どうしてこんな所にエメットがいるんだ?と複製が問うが、「言わなくても分かってる。僕を消す役目を仰せつかったんだな。」
本物は「それが分かる様なら、君はほとんど私の水準に近づいてるよ。」と返す。
窓の外にメガソイド登場です。
本物はメガソイドへ向けて連射した。
複製は、メガソイドが完全に死んだかどうか、見届ける為に出て行った。
あなたも行ったらどうなの?とローラ。
彼はこの為に世の中に出てきた男だ、とジェームズは言うが、彼を殺したいから一人で行かせたんでしょう?これからが問題だと言ったわね。でも、これじゃあ変わりはないわ・・・との妻の言葉に、彼も外へ出る。
外では、モチロンしぶとく生きているメガソイド!!(笑)
二人のジェームズのうち、一人は殺されるが、もう一人はついにメガソイドをしとめた。
そんな中、書斎に電話がかかってきた。
ローラが答えると、ジェリコからで、複製には特別処置が取ってあると言う。
複製の血液には毒が仕込んであり、5時間経つと作用する。
夜中の12時が来れば、複製は死んでしまうのだ。
時計は11時58分。
ジェームズが書斎に戻って来た。
「死んだよ。両方とも。メガソイドも、もう一人も。さあ、これで全てが片付いた。でも手遅れかな?どうだい、プリンセス?」
あなたはどちらなの?妻の私にも分からないわ。とローラ。
「二人とも私さ。揃って君を愛してた。」
ローラは彼に、複製人間には、特別処置が取られている事を告げる。
やがて時計は、深夜12時の鐘を打ち始めた。
ジェームズは崩れるように椅子に倒れこむと「生きる喜びを知り始めた時には、すぐそこに死が迫ってたんだ。」とつぶやき、「愛してるよ、プリンセス。」と言って、息絶えた。
***
悟朗さん、最高にステキでした。
しかも二役。
本物のジェームズは低めの声。
複製の方は、それより少し高めの声で、ちょっと甘い感じでした。
複製、とても素敵でした。
「僕」を連発して下さったのも、チャーミングで最高!(笑)
でも本物の、冷たそうで、でも、どこか痛みを抱えている様な感じなのも、とても良かったです。(結局、当然、全部最高!!爆)
入手した「アウターリミッツ」は、悟朗さんがご出演以外の物も、全部拝見させて頂きました。
オチはどれも結構見えてしまうのですが、とても面白かったです。
「メガソイド」も、「あれは複製の方だな」って、即分かってしまいましたが(最後に書斎に戻って来たジェームズは、声だけでは複製だとは分からない様に演っていらっしゃいます。とても細かい演技でした。)全体的に、とても印象に残るエピソードでした。
***
もう1作、「ガラスの手」もご紹介する予定です。(理由:家弓さんと共演だから。爆)
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ついに書斎で、本物と複製が御対面!
悟朗さん同志が直接対話するシーンです!!!スゴイです!!(笑)
ここで堂々、対話をご紹介!(著作権侵害の意図は一切ありません!)
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本物「もう来てたのか。何をぐずぐずしてる。早く撃ったらどうなんだ?」
複製「不思議だな。メガソイドより簡単に撃てると思っていたが。」
本物「そっちを向いてもいいか?」
複製「どうぞ。君なら僕をすぐ撃つか?」
本物「しょうがないだろう。いやでも撃たなきゃならん。」
複製「生命の意味が分かりかけて来た僕を撃って平気なのか?」
本物「君は複製人間だぞ。メガソイドを殺す為に作っただけだ。殺ったか?」
複製「未だだろうな。」
(本物がデスクの椅子にかける。)
本物「任務に失敗したとなると、尚更居てもらっても意味がない。」
複製「どうして僕を人に会わせない様にしてくれなかったんだ?そしたら何も知らないまま、素直に死ねたのにな。」
本物「そこまでは出来んよ。」
複製「自分のする事に責任が持てなくて、どうするんだ?」
(複製は銃をデスクの上に置いた。)
本物「殺せないのか?」
複製「ダメだ。僕は命令に従って君のところへ戻って来た。しかし命令がなくても今の僕なら、進んで戻ってきたかもしれん。君の人生に魅力を感じたんだ。」
本物「そうか。同情させてもらうよ。」
複製「なぜ死ななきゃならんのだ?」
本物「死ぬのではなくて、元の無に戻るだけだ。」
複製「何故だ?人生の意味を知ったからには、僕にもみんなと同じ様に生きる権利があるだろう?夢も持ってる。」
本物「夢なんか、あっと言う間に吹き飛んでしまうさ。生きてる間に、今の私の様になるんだ。こんな人生の何処がいい?」
複製「魅力を感ずる僕がバカなのかな。」
一方、庭ではエメットがメガソイドに襲われ息絶えた。
会話の続きです。
複製「何とか言ったらどうだ。君の人生を送りたいと思う僕が間違ってるのか?」
本物「余計な事は考えない方がいい。」
複製「無よりもいいと思わんか?」
髪を下したローラが入って来た。
先に帰って来たのが、複製人間の方だったのね、と二人を見て言うローラ。
あんな事、言うはずないもの。姿は同じでも、中味は全然違うみたい。二人が同じ訳がないわよね、と悲しげに笑った。
複製「変わりはないよ。ただ僕の方が彼ほど精神的に成長していないだけだ。だから今は未だ彼の過去の状態にいる。過去の亡霊とでも言うべきかな。」
本物「君はそっちの方が好きじゃないのか?」
ローラは、一人は結婚した当時の人。もう一人は愛している人よ、と言った。
本物「もし選ばなければならないとしたら、当然私だよ。」
複製「しかし僕は君の失敗を犯さない。目の前で見てるからな。」
本物「起こってしまった事は仕方がない。これからが問題なんだ。あくまで過去に拘るなら、ローラは、何も今の私を愛したりはしない。」
手伝いのマードックスから、庭に人が倒れていると報告が入る。
「エメット」とつぶやく本物に、どうしてこんな所にエメットがいるんだ?と複製が問うが、「言わなくても分かってる。僕を消す役目を仰せつかったんだな。」
本物は「それが分かる様なら、君はほとんど私の水準に近づいてるよ。」と返す。
窓の外にメガソイド登場です。
本物はメガソイドへ向けて連射した。
複製は、メガソイドが完全に死んだかどうか、見届ける為に出て行った。
あなたも行ったらどうなの?とローラ。
彼はこの為に世の中に出てきた男だ、とジェームズは言うが、彼を殺したいから一人で行かせたんでしょう?これからが問題だと言ったわね。でも、これじゃあ変わりはないわ・・・との妻の言葉に、彼も外へ出る。
外では、モチロンしぶとく生きているメガソイド!!(笑)
二人のジェームズのうち、一人は殺されるが、もう一人はついにメガソイドをしとめた。
そんな中、書斎に電話がかかってきた。
ローラが答えると、ジェリコからで、複製には特別処置が取ってあると言う。
複製の血液には毒が仕込んであり、5時間経つと作用する。
夜中の12時が来れば、複製は死んでしまうのだ。
時計は11時58分。
ジェームズが書斎に戻って来た。
「死んだよ。両方とも。メガソイドも、もう一人も。さあ、これで全てが片付いた。でも手遅れかな?どうだい、プリンセス?」
あなたはどちらなの?妻の私にも分からないわ。とローラ。
「二人とも私さ。揃って君を愛してた。」
ローラは彼に、複製人間には、特別処置が取られている事を告げる。
やがて時計は、深夜12時の鐘を打ち始めた。
ジェームズは崩れるように椅子に倒れこむと「生きる喜びを知り始めた時には、すぐそこに死が迫ってたんだ。」とつぶやき、「愛してるよ、プリンセス。」と言って、息絶えた。
***
悟朗さん、最高にステキでした。
しかも二役。
本物のジェームズは低めの声。
複製の方は、それより少し高めの声で、ちょっと甘い感じでした。
複製、とても素敵でした。
「僕」を連発して下さったのも、チャーミングで最高!(笑)
でも本物の、冷たそうで、でも、どこか痛みを抱えている様な感じなのも、とても良かったです。(結局、当然、全部最高!!爆)
入手した「アウターリミッツ」は、悟朗さんがご出演以外の物も、全部拝見させて頂きました。
オチはどれも結構見えてしまうのですが、とても面白かったです。
「メガソイド」も、「あれは複製の方だな」って、即分かってしまいましたが(最後に書斎に戻って来たジェームズは、声だけでは複製だとは分からない様に演っていらっしゃいます。とても細かい演技でした。)全体的に、とても印象に残るエピソードでした。
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もう1作、「ガラスの手」もご紹介する予定です。(理由:家弓さんと共演だから。爆)