自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

V ビジター パート5 その2

2007-03-28 | DVD・ビデオ
続きです。その1からお読み下さい。

***

レジスタンスがついにドアを破壊。

ジョン:侵入した。
ダイアナ:キイを出して。
ジョン:いかん。無謀な破壊は絶対に許さん。
ダイアナ:早くキイを・・・さがって。

*ジョンに銃を突きつけて、無理矢理キイを手にするダイアナです。
このあたり、ジョンはどうしてダイアナを反逆罪で逮捕しないんだろう??他の部下に命令しないなんて???と思ったんですが、回りを見ると、エリザベス(ロビンの娘。人間とビジターの混血です。)以外、全く誰も居ない!!(爆)
もう皆トットと艦から降りていました。
シャトルで母星まで帰るのでしょうか?それとも、他の艦に乗り移ったのでしょうか?
(この辺でよく分からなかったのは、総司令官のジョンが退艦命令を出した訳ではなく、ジョンも退避しようとしていました。この命令は誰が出したんでしょう???)

あとは、銃を突きつけられると、すんなりダイアナの言うとおりになるジョンが、ちょっと不満でした。(苦笑)
総司令官として、もっと堂々として欲しかった。

ジョンとダイアナの持っていたキイをセットすると、核兵器の自爆装置がカウントダウン開始。相変わらずキイなんて使っているのが最高です。(爆)
自爆装置はボイス・アクティベーションじゃないんですね。
(スタートレック等の見すぎ。笑)

ジョン:パメラは君を見抜いたが過小評価した。
ダイアナ:あんたは愚かな老いぼれよ。あたしが居なかったら、今頃は地球のどこかに降りていたでしょう。あんたと陰険で馬鹿な仲間どもはね。
この船の指揮は誰だと思っているの?最初からあたしなのよ。全ての作戦はあたしが立ててきたわ。あんたが得意で演説している間に。
私には力がある。でもあんたは道化よ。
ジョン:道化か。それは今のキミだよ。ゆっくり楽しむがいい。毒に犯された女王の座で。

*なかなか良いセリフで、悟朗さん素敵です!!!

ジョンはその場を去ろうとして(退艦するつもりなんでしょうか???)ダイアナに後ろから撃たれていました。
ダイアナの強さは魅力的でしたが、後ろから撃つなんて・・・単に卑怯なだけ。
このシーンで、折角の彼女の魅力が半減してしまいました。
あくまでも冷酷でそれが良いと思う人もいるかもしれませんが、私はダメでした。(苦笑)

この後レジスタンスが侵入。核兵器を止めようとしますが、不可能な様子。
と、何故か突如エリザベスがレバーに手をかけ、魔法の力(??)を発揮すると言う、展開でした。ダイアナはシャトルで艦を脱出。次回に出番を繋ぎました。

***

このシリーズに登場したビジター(メイン・キャラクター達)はほとんど全滅です。
生き残ったのは、ダイアナとレジスタンスに協力したマーチンとウィリーのみだったと思います。

ビジターを撲滅した毒素は、人間の体内にあるバクテリアを使用した物でした。
改良が加えられていましたが、皆が既に持っている物。
別に何もしなくても、食料として使用した時点で、ビジターは食中毒(?)にでもかかりそう?(爆)彼らは踊り食いみたいなのがお好みの様だから、バクテリアも新鮮なのではないでしょうか?(笑)
理数系には弱い人間なので、良く分かりませんが、どちらにしても、そんな菌を持っている人間なんて、食べる気なくなるのでは?と思いました。(苦笑)

***

次回は、オマケに悟朗さんと六朗氏の直接対話シーンをご紹介します。


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V ビジター パート5 その1

2007-03-28 | DVD・ビデオ
「V ビジター」 ビデオ・DVD版
「The Final Battle 2」(パート5)
役名:ビジターの総司令官ジョン

ラストの方にジョンとダイアナの会話が集中しています。
その部分のご紹介です。(著作権侵害の意図はありません。)

***

いきなりジョン登場です。
最高司令が現れても、誰も敬礼もしなければ、振り向きもしません。(苦笑)
ビジターの指揮系統って何か変?(爆)

ジョン:パメラは何の為に軍を送るんだ?
ダイアナ:彼女は死にました。不注意にも敵のスパイを警備に就けたからです。
指揮は私が取ります。
ジョン:それなら何故私の許可を取らんのだ。
ダイアナ:作戦はパメラの死亡前に始まっています。私はそれを引き継いだだけです。

*ダイアナが「私が指揮を取ります」・・・と勝手に行動しているのに、ジョンが結構彼女の言いなりになっている気がしたのですが、英語版を聴いてみたら、ジョンは全体的にもう少し権威がある様に聴こえました。
「何故私の許可を取らんのだ」のあたり、「How dare you to deploy troops without my authority. 」と結構堂々としていました。「私の許可なしに兵を送り出すとは何事だ。」と言う感じでしょうか?
そしてダイアナが、パメラの作戦は既に始まっており、私は彼女の命令を遂行しているだけです、と説明して、ジョンも一応納得した模様??(私だったら納得しないけど。爆)

ダイアナが、レジスタンスの毒性バクテリアが使われる事はありません、とジョンに報告。

ダイアナ:我々の勝利は既に決定的です。
ジョン:そして困難ではない。
ダイアナ:もし失敗してもこれがあります。
(核兵器登場です。)
ジョン:出来る事なら使いたくないが。

*ジョンは無用な破壊等には反対の様です。本当は出来た人の様で、あまり活躍しないのが、惜しい気がしました。悟朗さんは、全体的に静かな調子ですが、雰囲気が素敵です。

レジスタンスが毒素を換気装置から艦全体に行き渡る様に工作。
毒素が入り込んだ事を知ったジョンとダイアナの会話です。

ジョン:何だ?
ダイアナ:換気装置に異物が紛れ込んだ様子だわ。
ジョン:その異物は一体何だ?
ダイアナ:反乱軍が侵入し、通風口に毒素を投げ入れたのよ。
ジョン:軍のほとんどは地上に居る。
ダイアナ:大丈夫。汚染物質は外部へ排出して、コントロールは補助システムに切換えるから。そうすればここは完全に外部と遮断されるわ。
ジョン:よし。
ダイアナ:今度こそ奴らを殲滅してやる。
ジョン:一気にな。

*この辺の会話を聞いた時に、どう考えても、ダイアナの口の利き方は、上官に対する物ではない、こんな喋り方をして、一体どうなっているんだろう?と疑問に思いました。
ダイアナは上官侮辱罪で、即「逮捕」(笑)されても当然だと思ったのですが、英語版を聴いてみた所、ここまで失礼な口をきいている印象はありませんでした。
少なくとも一貫して同じ様に喋っています。

敬語にすると、ダイアナがジョンに対してイラついている様子が、上手く表わせなくなってしまうので、こういう訳になったのでしょうか?
TV版でのこのシーンのジョンとダイアナのセリフがどうなっていたのか、興味のあるところです。(笑)

ダイアナ:地上軍はただちに撤退。三分以内に母艦に帰還せよ。
反乱軍はランディングベイと通路に釘づけだわ。時間の問題よ。

*毒素が蔓延している母艦に帰って来いと言っているんでしょうか???
他にも艦が沢山いるみたいなので、他の艦へ行く人はいいですが・・・??????

ジョン:この気球は空軍基地から注意を逸らす目的かね?
ダイアナ:まだ分かっていないの?空軍基地はただのおとりよ。ジェット機なんかで毒素を散布したりしないわ。あの気球よ。
ジョン:幼稚だな。気球だけで大量の細菌をまける訳がないだろう。
ダイアナ:分かってないわね。わずかな量を地球上の食料を水に混合するだけよ。
バクテリアはすぐ繁殖を開始。地球全体は我々にとって毒の塊になるわ。
ジョン:今一つ撃墜した。連鎖反応が起きれば我々は全滅する。
ダイアナ:その通りよ。彼らは思ったより手ごわいわ。
ジョン:とんでもない計算違いをした。
ダイアナ:ここは絶対安全よ。
ジョン:私はこんな所で、一生君と暮らすつもりは毛頭ない。

ダイアナ:ばかな!(英語版では、レジスタンスに対してもっと単刀直入な言葉を使っています。)

*最後のジョンがとても皮肉な感じで面白いです。
確かにジョンは、なかなかレジスタンスの計画を見抜けない様で、ダイアナはジョンを見下していますが、ジョンの方が実は一枚うわて??????
乾いた調子が良いです。(笑)悟朗さん、サスガです。

英語版では、ジョンは「今一つ破壊した。君が連鎖反応をスタートさせたんだぞ」・・・と言う様なニュアンスでした。ダイアナの答えは、彼らは私達がそうする(気球を爆破する)のを見抜いていた、思ったより手ごわい相手・・・と言っていました。

地上では、毒素が撒き散らされ、六朗氏らの地上軍も壊滅。
ビジターの艦がどんどん地球から去って行きますが、ロス上空のジョンの母艦は引き続きそこを離れません。
母艦内部では、レジスタンスがドアを破ってメインブリッジ侵入を図る・・・。

ジョン:他の母艦は退避している。急ごう。
ダイアナ:その前に貴重な地球の資源は人間どもの手に戻さないわ。
ジョン:我々の負けだ。わからんのか。全ては終わった。これ以上見栄を張るのはよすんだ。

***

その2に続く


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