NHK青春アドベンチャー 「闇の守り人」 (全10回)
第8回 (2007年4月25日放送)
役名:ラルーグ
ラジオドラマ「闇の守り人」から、悟朗さんが登場された第8回をご紹介します。
あくまでも、この回のみをご紹介しております。
この物語に詳しくありません。
前回のラジオドラマ(「精霊の守り人」)も原作も全く分かりませんので、その点ご理解の上でお読み下さい。
<キャスト> (第8回のキャストです。)
バルサ:唐沢潤
トト:熊倉一雄
カッサ:小野賢章
ラルーグ:納谷悟朗
ヨヨ:松野太紀
カグロ:松井範雄
トンノ:小林達夫
語り:沢りつお
***
カッサが行くと言う。
カッサの用心棒バルサに、トト長老(熊倉氏)が地上の民の計画を止める方法を伝えていた。
前の儀式のたった一人の生き残り、ヨンサ氏族の長老ラルーグに手紙を書いてもらい、儀式場でその手紙をカッサが読み上げ、王を説得すると言うものだった。
バルサは話しにならないと言うが、トトは運命だと告げる。
再び「行きます。」とカッサ。
では手を打っておこうと、トトが言った。
悟朗さん早速ご登場です!
納谷「前のルイシャ贈りの儀式から35年。今年ようやく山の底の扉が開かれた。」
とても重厚で最高です!
納谷「まさか、信じられぬ。山の王の民来たりて呼びかけん。」
ラルーグが窓を開けると、闇の中に青い一対の光が見えた。
納谷「おお、山の王の民よ。35年ぶりに会いまみえまする。ようこそおいで下された。」
そして自分に何の用かと尋ねるのだった。
氏族の長カグロは、ラルーグを迎えた。
カグロ、ラルーグ、バルサが揃った。
そこでバルサは自分がカルナの娘にして、ジグロに育てられた者だと名乗る。
カグロは、この者が大罪を犯し、わが氏族に仇なす者である事はご存知のはず・・・と驚いた。ラルーグは、訳をお話申す、「そこにカンバルの滅びがかかっている。」と言い、バルサの父カルナが王の主治医であった事。ジグロの親友であった事。ログサムの陰謀について語った。
そしてバルサが長い逃亡生活の話をした。
が、これらが真実である証拠は無いのだと言う。
納谷「思い出してくれ、カグロ。あの頃の事を。」
ログサム王がどんな男であったか。そしてジグロのまっすぐで精悍な目を思い出して欲しいと頼んだ。
バルサは、兄のあなたが、ジグロが卑劣な男ではなかった事を信じてくれるなら、ここまで来たかいがあったと続けた。
カグロは「信じよう」と言うが、この話を公には出来ない。こまま立ち去って欲しいと言うのだった。
が、バルサもラルーグも、やらなければならない仕事が残っていると言う。
カグロに新たなる陰謀が伝えられた。
ルイシャ青光石(せいこうせき)を自由に掘り出すための儀式の終わり。その最後の扉が開いた時、数百の兵で山の王の宮殿へ攻め込む。これがユグロ達の計画だった。
カンバル人はカンバルの幸せを考えるべきだと言うカグロ。
ルイシャ青光石はカンバルには自由にならぬ宝でありながら、その宝にカンバルの生活は左右される。ユグロ達の考えが正しいとは思えませんか?と問う。
それを聞いたラルーグは、うめきつつ手を伸ばし、カグロの手を握りしめた。
納谷「それはとんでもなく愚かな夢だ。山の王は、そなた達が考えている様な者ではないのだ。」
だが詳しく話す事は出来ないと言う。沈黙の掟の為だけではなく、言葉には言い表わせないだ。
ラルーグはカッサに、自分の手紙をカンバル王のもとへ届けてもらわねばならん、と告げる。
カッサは「はい」と返事した。
カッサの父トンノは、そんな事は無理だと言うが、カッサは、届けなければ国が滅びてしまう。「だから俺、行きます。」とはっきり言うのだった。
そしてバルサも、カッサと一緒でなかったら、地上へは戻らないと宣言した。
***
その2に続く
第8回 (2007年4月25日放送)
役名:ラルーグ
ラジオドラマ「闇の守り人」から、悟朗さんが登場された第8回をご紹介します。
あくまでも、この回のみをご紹介しております。
この物語に詳しくありません。
前回のラジオドラマ(「精霊の守り人」)も原作も全く分かりませんので、その点ご理解の上でお読み下さい。
<キャスト> (第8回のキャストです。)
バルサ:唐沢潤
トト:熊倉一雄
カッサ:小野賢章
ラルーグ:納谷悟朗
ヨヨ:松野太紀
カグロ:松井範雄
トンノ:小林達夫
語り:沢りつお
***
カッサが行くと言う。
カッサの用心棒バルサに、トト長老(熊倉氏)が地上の民の計画を止める方法を伝えていた。
前の儀式のたった一人の生き残り、ヨンサ氏族の長老ラルーグに手紙を書いてもらい、儀式場でその手紙をカッサが読み上げ、王を説得すると言うものだった。
バルサは話しにならないと言うが、トトは運命だと告げる。
再び「行きます。」とカッサ。
では手を打っておこうと、トトが言った。
悟朗さん早速ご登場です!
納谷「前のルイシャ贈りの儀式から35年。今年ようやく山の底の扉が開かれた。」
とても重厚で最高です!
納谷「まさか、信じられぬ。山の王の民来たりて呼びかけん。」
ラルーグが窓を開けると、闇の中に青い一対の光が見えた。
納谷「おお、山の王の民よ。35年ぶりに会いまみえまする。ようこそおいで下された。」
そして自分に何の用かと尋ねるのだった。
氏族の長カグロは、ラルーグを迎えた。
カグロ、ラルーグ、バルサが揃った。
そこでバルサは自分がカルナの娘にして、ジグロに育てられた者だと名乗る。
カグロは、この者が大罪を犯し、わが氏族に仇なす者である事はご存知のはず・・・と驚いた。ラルーグは、訳をお話申す、「そこにカンバルの滅びがかかっている。」と言い、バルサの父カルナが王の主治医であった事。ジグロの親友であった事。ログサムの陰謀について語った。
そしてバルサが長い逃亡生活の話をした。
が、これらが真実である証拠は無いのだと言う。
納谷「思い出してくれ、カグロ。あの頃の事を。」
ログサム王がどんな男であったか。そしてジグロのまっすぐで精悍な目を思い出して欲しいと頼んだ。
バルサは、兄のあなたが、ジグロが卑劣な男ではなかった事を信じてくれるなら、ここまで来たかいがあったと続けた。
カグロは「信じよう」と言うが、この話を公には出来ない。こまま立ち去って欲しいと言うのだった。
が、バルサもラルーグも、やらなければならない仕事が残っていると言う。
カグロに新たなる陰謀が伝えられた。
ルイシャ青光石(せいこうせき)を自由に掘り出すための儀式の終わり。その最後の扉が開いた時、数百の兵で山の王の宮殿へ攻め込む。これがユグロ達の計画だった。
カンバル人はカンバルの幸せを考えるべきだと言うカグロ。
ルイシャ青光石はカンバルには自由にならぬ宝でありながら、その宝にカンバルの生活は左右される。ユグロ達の考えが正しいとは思えませんか?と問う。
それを聞いたラルーグは、うめきつつ手を伸ばし、カグロの手を握りしめた。
納谷「それはとんでもなく愚かな夢だ。山の王は、そなた達が考えている様な者ではないのだ。」
だが詳しく話す事は出来ないと言う。沈黙の掟の為だけではなく、言葉には言い表わせないだ。
ラルーグはカッサに、自分の手紙をカンバル王のもとへ届けてもらわねばならん、と告げる。
カッサは「はい」と返事した。
カッサの父トンノは、そんな事は無理だと言うが、カッサは、届けなければ国が滅びてしまう。「だから俺、行きます。」とはっきり言うのだった。
そしてバルサも、カッサと一緒でなかったら、地上へは戻らないと宣言した。
***
その2に続く