自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

クラッシャージョウ 銀河系最後の秘宝

2011-04-28 | オーディオ・ドラマ

「クラッシャージョウ 銀河系最後の秘宝」
(朝日ソノラマ文庫カセット版 13)
1988年7月1日発売
役名:コワルスキー大佐

クラッシャージョウ「銀河系最後の秘宝」のカセット版です。
50分程の作品ですが、悟朗さんは、30分頃にご登場になり、最後の方にもう1シーンご出演場面があります。

***

ドン・グレーブルは金属板に書かれた、人類以前に栄えた種族の秘宝を発見した。
第一、第二の秘宝により巨万の富を得た彼は、第三の最後の秘宝を手に入れる為、クラッシャーに協力を依頼する。

ジョウ達は、最後の秘宝を求めて、恒星アムールへ向った。そこには、銀河系唯一の宇宙人(地球人以外の生命体)オオルル人が住んでいた。
彼らは原始的な生活をしていたが、実は昔銀河系を支配していた種族の子孫であり、銀河系最後の秘宝の守人だった。
そしてこの最後の秘宝は「ドウットントロウパの子」以外の者が触れてはならないと言う。


コワルスキーが載っていませんが。(苦笑)

「クラッシャージョウ 銀河系最後の秘宝」
(朝日ソノラマ文庫カセット版 13)
ジョウ:竹村拓
アルフィン:佐々木るん
タロス:小林清志
リッキー:小原乃梨子
コワルスキー:納谷悟朗
ドンゴ:ニ又一成
ドン・グレーブル:藤本譲
メ・ルォン(オオルル人):市川治
ゴードン:千田光男
ナレーター:若本規夫 

企画・製作:朝日ソノラマ
(株)ムービック・プロモートサービス
原作:高千穂遥
脚本:松崎健一
演出:千葉耕一
効果:佐々木純一
音楽・音響製作:(株)クルーズ
協力:スタジオぬえ
イラスト:安彦良和

***

オオルル人の役を市川さんが演っていらっしゃいました。
最初、原始的で地球の言葉を片言しか話さない、と言う事で、ターザンの様な喋り方(??)をしていらっしゃって面白かったです。(笑)
でも本当はとても高等な彼等、市川さんがうっかり流暢に話してしまい、ジョウが困っていたのも面白かったです。

<30分頃>
悟朗さんご登場!
いきなり豪快にコルドバで登場です。
300人以上を殺した強盗殺人犯ゴードンを追って来たと言う彼は「とにかく事情聴取の為全員逮捕する。容疑はこの地域における違法行為だ。」って、いきなり逮捕ですか??(笑)

このあたりでいろいろ説明が入り、市川さんがうっかり流暢に「そんな物がイーラ(星の名前)にあったのか。あの伝説はデタラメだったのに。」と言っていましたが、デタラメだったのにどうしてそんな物がイーラにあったのか、説明がなく(??)この市川さんのセリフが私には結構唐突に思えました。(私だけ????笑)
50分と時間が限られているので、どうしても省かれている部分があるのでしょうが・・・。

そして、ドン・グレーブルはマイダス二世でオオルルへ向かい、ミネルバも発進。
悟朗さんのコルドバもドン・グレーブルを追って行きました。

エパパポ(星の名前)に残されたジョウは
「ミネルバではマイダス二世には勝てない。」

上記のセリフでやはり「この艦では勝てない」を連想してしまいました。(笑)
それにしても、コワルスキーは「逮捕だ!」って息巻いていたのに、ジョウを逮捕しないで置いていってしまったんですね???(笑)

一方、市川さんの種族は人類との決別を決意し、第三の最後の秘宝を作動させると言う。
彼等は2万年以上前に銀河系を支配し絶頂を極めたが、やがて衰退した。
銀河系には、彼等以外の知的高等生物は存在しないと信じていた彼等だったが、彼等が衰退し始めた頃に、他の知的生命体のきざしが見え始めた。
彼等は銀河系を支配するのは一つの種族のみと結論して、別の宇宙へ移って行った。
その際、彼等は彼等の高等技術を秘宝と言う形で残したのだった。
それを他の種族が見つけ使ったとしても異存はなかったが、最後の秘宝だけはこの銀河に残り守り人となった彼等の子孫の物だった。
それは、守り人達が先祖達が移って行った別の宇宙へ行く事を望んだ時の為の時空間移転装置だった。

この移転装置ですが、赤色巨星アムールに惑星を取り込んでブラックホールを作ると言うもの凄い物です。
市川さん達のいるオオルルはバリアに覆われていて、ブラックホールを通過出来るのだそうです。
この説明だけでは、私には、良く分かりませんでした。(苦笑)
映画にして欲しかったです。映像があればもっと良く分かるのに!!(笑)

<48分頃>
このブラックホールにコワルスキーのコルドバが捕まってしまい「ジョウ、だめだ。戦闘の損傷でパワーが足りん。」と言う言葉を最後にコルドバは爆発。
何か悟朗さん(と言うかコワルスキー)は戦死する為だけにこの話に登場した感じでした。(泣)
出演場面が少なかったですが、映画の役を再演して下さったのは嬉しかったです。

全体的に皆さんそれぞれのセリフが少ない気がしましたが、ジョウの竹村さんと、市川さんの出番が多かった気がします。

最後の部分
リッキー「それじゃあいつまで経ったって、人類は一人ぼっちじゃないか」
ジョウ「そうだ。俺達は孤独なんだ。」

ちょっと淋しい結末です。
そして、ジョウが市川さんにどうして行くのかを尋ねた時のセリフが印象に残りました。

市川さんのセリフです。
「宇宙が定めたのです。銀河系を支配するのは、常にただ一つの種族に限られているのです。」

***

上記、悟朗さんのセリフ部分詳細をこちらにご紹介しています。
興味のある方はご覧下さい。

https://ameblo.jp/nayagorofan/entry-12505480492.html

***

コワルスキーは、文庫版では「撃滅! 宇宙海賊の罠」 (クラッシャージョウ2) に初登場し、その次の「3」が「銀河系最後の秘宝」だそうです。
「2」もカセット版にして欲しかったです!!!

***

お礼:こりんご様。どうも有難う御座いました。



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