自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

コンバット! 11・12話

2006-01-12 | コンバット
第11話 「二つの生命」
I Swear By Apollo(1-10、1962年12月11日)
ドイツ軍医:田口計

サンダースの部下のテンプルと、大切な情報を持っているフランス人レジスタンスのプレッソン。
地雷が爆発し、二人が重症を負ってしまう。
小隊は取りあえず二人を尼寺に運びこむ。

ドクがテンプルは見込みがないが、フランス人は助かるかもしれないと言い、とにかく
ヘンリー少尉に報告するが、無線に最初に答えたのが、クラウンでした。
(テンプルとクラウンは「三人の新入兵」に登場した二人。テンプルはダンサーで、クラウンはDJと言う設定でしたネ。)
軍医を連れて、ヘンリー少尉、リトル・ジョン、クラウンが修道院へ向かう事になる。
またまた余計な事ですが、尼寺の位置です!(爆)
ヘンリー少尉「19243616」

しかし修道院へ向かう途中、アメリカ軍の軍医は心臓麻痺で死亡してしまった。
修道院へ向かう時に、ドイツ軍戦車に遭遇していましたが、何台通ったか?と言うヘンリー少尉の問いに「10台」と、リトル・ジョンと同時に、即座に答えたクラウンは、「三人の新入兵」の時と比べると、もう立派な兵士でした。

結局、村で医者を探す事になる。
修道院の院長に医者が居ないか聞いてみよう・・・と言う事になったが、最初カービーさんが「あのババアだったら、良く知ってるかもしんねぇぞ」と、言っていて、流石カービーさんだなぁ・・・と思ってしまいました。院長を「ババア」なんて呼ぶところがスゴイです。(笑)(注1)

だが、村の診療所に居たのはドイツ軍医だった。
とにかく医者を連れて来るが、彼はフランス語が分かり、プレッソンのうわごとを理解していた。

ヘンリー少尉、サンダース軍曹、ケーリーがドイツ軍医の話をしているシーンが良かったです!
「医者だったら医者としての良心がある筈だ。テンプルの手当てをしているじゃないか。」とヘンリー少尉。ちょっとナイーブな発言(??)が素敵でした。(笑)
重要秘密を持つフランス人、小隊長ならどうされますか?(彼を助けるか?)とのサンダースの問いに、「俺は医者じゃない、軍人だ。」と答えるヘンリー少尉。

テンプルに輸血が必要になり、テンプルはO型だ、とドイツ軍医が言うと、ヘンリー少尉が自分もO型だと言っていました。(悟朗さんと同じ!笑)(注2)
テンプルと同期のクラウンもO型で、結局彼が輸血する。

テンプルは、かなり弱っていて、輸血は気休めに過ぎなかった。
フランス人のプレッソンの手術をする事になるが、ドイツ軍にはダメージとなる情報を持っているプレッソンの手術を、ドイツ軍医は引き伸ばそうとしている様だった。
ヘンリー少尉が手術したまえ、と言うと「強制するのか?」と軍医。
「彼は負傷している。それを助けようとしているだけだ。」とヘンリー少尉も答えるが、サンダースはもっと単刀直入で、医者に「もしこの手術が失敗したらだ・・・もし患者が死んだら、覚悟しろよ。」とズバリと言っていました。

ローソクをあるだけ集めての手術ですが、周りでは皆が見ているし、尼さん達は相変わらずお祈りしているし、あんな状態での手術、消毒も十分とは言えないだろうし、随分大変だなぁと思いました。
手術中に血圧が下がり、危険な状態。一瞬ためらう様子を見せる医師。
手術のシーン、ローソクの火だけで音が一切なく、静寂さが印象を強めていました。
音がしないのが、逆に凄かったです。(余計なBGM が無くてヨカッタ!!)
医者は迷っていた様だが、結局手術を完了し、フランス人は一命を取りとめる。

皆がフランス人患者に集中している中、ドクとクラウンに見取られて、テンプルは息を引き取った。

最後に「先生ありがとう。」と一言言う、ヘンリー少尉。
医者がサンダースに、もしあの患者が大事な情報を持っていない、ただのフランス人だったら、君たちはあれだけ熱心に介抱したかね?と問うと、サンダースも、もし俺が脅迫しなかったら、あんた、手術したかね?と問い返す。

ヘンリー少尉らは、フランス人を連れて去るが、テンプルは尼寺に埋葬された。
ほとんど感情を表に出さずに通したドイツの軍医も凄かったですが、周りで何が起こっていても、お祈りの生活に終始している尼さん達も、大変なものだと思いました。

(注1)残念ながら英語に換えて聴けないので、本編で何と言っているか分かりませんが、上手い訳ですね!!カービーさんの性格がそのまま出ていました。(笑)
(注2)但し「秘密命令」(The Imposter 第3シーズン10話)では、A型になっているそうです。(笑)(CombatFan.com様情報。)

第12話 「ニセ大佐がんばる」
The Prisoner(1-12、1962年12月25日)
ナッシュ中佐:小林修

かなりエキセントリックな、クロイド大佐の運転手を勤めていたブラドックは、たまたま大佐のジャケットを借りて着ていた為、ドイツ軍の捕虜になった時に、大佐と間違われてしまう。
堂々と振舞うと、ちゃんと大佐に見えてしまうから、可笑しいです。(笑)

冒頭、詐欺師に近い事をやっていたブラドックは、ヘンリー少尉に見つかり、伝令に出る事になる。「お前の事だ。出世も伝令も上手くやるだろう。」と言われていましたが、ブラッドック、本当に大佐に大出世しちゃいました。(笑)

伝令に出た先で、若い兵士が出てきましたが、ウォルター・ケーニッグ(「スタートレック」のチェコフ)でした。(笑)

ブラドックはシャワーを浴びている時に、またまた歌っていました。(笑)

ブラドックの認識番号:31326933


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コンバット! 9・10話 | トップ | コンバット! 13・14話 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (謎の兵隊)
2006-01-14 07:06:17
>「二つの生命」
>「医者だったら医者としての良心がある筈だ。テンプルの手当てをしているじゃないか。」とヘンリー少尉。ちょっとナイーブな発言(??)が素敵でした。(笑)

まさに観てる側としても、ドイツの軍医の医者としての良心に賭けたい気持ちで、ヘンリーの純粋さが好感でした。
一方で、フランス人を死なせたら覚悟しろと恫喝したサンダースが、見事に悪役というか汚れ役を果たしていましたね。
二人がうまく持ち味を分け合ったと思います。
ラストシーンで軍医と別れる時も、サンダースのほうは言うまでもありませんが、ヘンリーは「先生ありがとう」と紳士的に美しい終わり方がよかったと思います。

そうはいっても、強制的に手術させるという方針はサンダースと一致していて、軍医に有無を言わせない態度もキリリとかっこよかったヘンリーでありました。

>「ニセ大佐がんばる」

ヘンリー少尉がまんまとブラドックを伝令役にするシーンは大好きです。少尉のあの嬉しそうな顔ったら!
中味も面白いですが、あの冒頭のシーンは忘れられませんね。少尉はコメディ系のエピソードもけっこういけます。
返信する
Unknown (自称納谷悟朗後援会長)
2006-01-15 08:35:02
謎の兵隊さん、
あの3人でドイツ軍医の話をしているシーン、
とても好きです。
ケーリーは私には優しいイメージがあるんです
が、彼さえ軍医の事を疑っているのに、ヘンリー
少尉が医者としての良心があるはずだ・・・と
言っていたのが、とても印象的でした。

サンダース軍曹、しっかりフォローしていて
(軍医にズバリと言う所)サスガです。

「ニセ大佐」面白かったですね!
とっても楽しかったです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コンバット」カテゴリの最新記事