自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ヤマト3 第13話

2011-09-01 | 宇宙戦艦ヤマト
「宇宙戦艦ヤマトIII」 ヤマト3
1980年10月11日~1981年4月4日 読売テレビ系 全25話
役名:ナレーション

***

滝口順平さんのご冥福を心よりお祈り致します。

先日、小林修さんの追悼にドメルの写真を載せたのですが、似た様な場面(??)があったと思い、探しました。


高笑いするべムラーゼ首相(滝口順平)とヤマトの諸君。
(似たような場面と言うのは、単にヤマトのスクリーンに写った姿と言う意味でした。笑)

滝口さんはコミカルな役や優しいおじさんと言った役も多いですが、滝口さんの悪役は本当に底知れぬ凄みがあって好きです。
悪役も沢山ありますが、悟朗さんがご出演と言う事で、今回は「ヤマト3」からべムラーゼ首相が初登場する13話をご紹介します。

基本的には悟朗さんのナレーションを主体にご紹介しますが、チェックした時に、追悼の意を込めて滝口さんの役をじっくり拝見させて頂きました。

***

ヤマト3
第13話 「恐るべし! ボラー連邦」

<キャスト>

古代進:富山敬
島大介:仲村秀生
森雪:麻上洋子
真田志郎:青野武
佐渡酒造:永井一郎
相原義一:野村信次
加藤四郎:神谷明
徳川太助:古谷徹
土門竜介:田中秀幸
揚羽武:古川登志夫
デスラー:伊武雅之
キーリング参謀総長(デスラーの部下):宮村義人
べムラーゼ首相:滝口順平
ボローズ総督(べムラーゼの部下):池田勝
レバルス警備隊長:西村知道
ナレーター:納谷悟朗

クレジットなし(?)
ハイゲル将軍:兼本新吾
雷雷五郎:兼本新吾
太田健二郎:鈴置洋孝

***

ヤマトの機関室をバース星の囚人達が占拠し、シャルバート星に向う様、要求していた。
シャルバート星は宇宙に平和と愛の恵みを与える聖なる星。
現在の宇宙の混乱を沈めて頂く様、お願いするのだそうです。
(私もお参りに行きたいぐらいです。笑)

以下、悟朗さんのナレーションは、そのまま抜粋します。
(著作権侵害の意図はありません。)

『新惑星探査の航海を続けていたヤマトは、地球から1500光年のバース星に寄港した。
バース星は、広大な星間国家ボラー連邦の流刑地で、囚人達は、過酷な労働に明け暮れながら、救世主とも、女神とも言うべき、伝説の星シャルバートの女王への信仰を持ち続けていた。』

悟朗さんのナレーション、句読点がやたら多い読み方が好きです。(笑)

古代達はヤマトの艦内点検用の非常通路(ジェフリー・チューブみたいな所でした。)を通って機関室へ入り、囚人達の占拠を解除する事に成功した。
古代はバース星雲警備隊長レバルスに、囚人達に寛大な処置を取る様要請する。

悟朗さんのナレーション

『その頃、ボラー連邦のべムラーゼ首相は、ガルマン帝国東部方面軍による、バース星艦隊撃滅の知らせを受けて、バース星へ状況視察に赴く途中であった。』

滝口さんご登場です。
囚人の反乱を知った彼は、
「宇宙の神はわし一人で十分だ」と言って、囚人達の処刑を命じた。

悟朗さんのナレーション

『一方ガルマン帝国でも、デスラー総統を中心に、作戦会議が開かれていた。』

キーリング参謀長官が、ガルマン帝国内にもシャルバートの信者がいる事を報告。
作戦会議の席にいたハイゲル将軍は、宇宙に向って跪き、マザーシャルバートと唱え始める。

そのハイゲル将軍をデスラーが後ろから射殺し、「神は二人はいらぬ」とべムラーゼ首相と同じ事を言っていたのが面白かったです。

ボラー連邦の配下にあるバース星に寄港しているのだから、とべムラーゼ首相に表敬訪問する古代君達です。
途中、バース星の囚人達の処刑が行われているのを目撃し、熱くなる古代達。
緊急着陸して、警備隊長に掛け合うが「べムラーゼ首相の命令だ」と言われてしまう。

べムラーゼ首相に会うやいなや、処刑を取り辞めて欲しいと要求しますが、結局話がこじれて、ほぼその場で戦争突入状態です。
宇宙「戦艦」と言うぐらいなので、全員軍人なのは分かりますが、古代君達って外交手腕なさすぎ。(大汗)
外交担当者も乗艦させた方が良くありませんか???(笑)

囚人達を救うヤマトを見て、べムラーゼは「この星から逃がすな」とボローズ提督に命令した。
古代達はヤマトに戻り、ボローズ提督が指揮する追撃艦隊と交戦。
ヤマトが大勝するのを見たべムラーゼ首相は、「あの様な醜い星は二度と見たくない。全艦隊、大型ミサイル発射。ヤマト諸共バース星を消滅させろ」と命令し、結局また星を一つ破壊させてしまい、囚人達も星と運命を共にしました。

そして滝口さん、「ヤマトの諸君、良く戦った。褒めてやろう。だが、お前達が敵である事がはっきり分かったぞ。今日は見逃すが、また会う時は容赦はせん。」そして「・・・出会う日を楽しみにしているぞ」と高笑いです。(トップの写真はこのあたりのシーンからです。)
さっきあんなに激怒していたのに、今回は見逃すって??????コロコロ変わりますよね。(汗)

悟朗さんのナレーション

『新たな敵、ボラー連邦。彼らはいつヤマトに牙を剥いてくるのか。
人類絶滅の日まで、あと227日。』

***

滝口さんのべムラーゼ、冷酷さが滲み出ていてサスガですね。
悟朗さんもいつもの名調子でした。

ヤマト3は以前第1話をご紹介しています。
興味のある方は、こちらをご覧下さい。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/211.html

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/212.html

滝口さんの持ち役は、私はあまり思いつきませんが、フェルナンド・サンチョを結構担当されていたと、評論家様に教えて頂いた事があります。
こちらに載せています。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/26838381.html

***

滝口さん、沢山の作品をどうも有難う御座いました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブレイズ | トップ | ありきたりな狂気の物語 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

宇宙戦艦ヤマト」カテゴリの最新記事