一言主神社 ~彼岸花の咲くころ・葛城古道 ③
一言主(ひとことぬし)神社、正式名称は葛城坐(かつらぎにいます)一言主神社で一言主大神と幼武尊(わかたけのみこと=雄略天皇)を祀る。
一言主大神は、第21代雄略天皇(幼武尊)が葛城山にて狩をされた時に、顕現されたと云われている。
葛城氏を滅ぼしたとされる雄略天皇が何故、葛城氏の社で共に祀られているのか、そこに葛城王朝と大和朝廷の複雑な関係を垣間見る。
赤く血塗られた古代史の謎を想起させるように一帯は彼岸花の赤に染まっていた。
地元では「一言さん(いちごんさん)」として親しまれ、どの様な願い事でも一言の願いならば、かなえてくれると信じられている。
御神木の樹齢伝承約1200年になる大銀杏。
本殿でいつものように一言だけ願をかけると、大銀杏から、ウラギンシジミが一匹舞い降りてきて、私の手に止まった。
これって、吉兆だったら、いいのに。
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