ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

古代市 2015 ~再現!1300年前のにぎわい

2015-05-07 | 平野のイベント
 古代市 2015 ~再現!1300年前のにぎわい

            

 5月3日、第13回・古代市が、市立クラフトパークにて開催された。
 この催しは6地域活動協議会(長吉東部、長吉六反、長吉六反東、長原東、長吉西部、加美南部)と長吉中央商店街、クラフトパーク、大阪文化財研究所、平野区商店会連盟による実行委員会が運営している。

 各地域から毎年交代に「あかる姫」を出しており、今年は加美南部地域活動協議会が当番となる。
 あかる姫役は春木女性部長のお孫さんで小学校6年生。

            

            

            

 また、恒例となっている、アオザイ・パレードと六反だんじり青年会による演奏と六反子供会による踊りが花を添えた。

            

            

            

 古代銭を使った「古代市」の再現は大賑わいだった。

            

            

            

            

            

            

 長吉六反地活協では、伝統文化の継承をテーマに「わらじ作り教室」を実施していた。

            

            

 また、クラフトパークに隣接する「六反さくら公園」では、「LET'S 親子で外遊び!」というイベントが開催されていた。
 常盤会大の皆さんがボランティア参加していた。

            

             

タイトルはイベントのチラシに倣って1300年前と記したが、もし、市があったとしたら、実際にはもっと昔、仏教伝来の頃(6C前半~中)ではなかったかと思う。
 この頃、大阪平野の大部分は河内湖であり、大陸、朝鮮半島からの交易者が舟のままで、大阪湾から河内湖に入り、この地を中継点とし大和川を遡って、首都・飛鳥をめざしたのだろう。
 桜井市の三輪山の南麓に流れる初瀬川の畔に「仏教伝来の地」の碑が立ち、古代、この辺りには、「海石榴市(つばいち)」と呼ばれる、わが国最初の大きな市があったといわれている。
 当時、河内湖は干潟化が進んでおり、集落もあっただろうが、長原に大きな古代市があったとは考えにくい。
 ただ、首都・飛鳥と平野を結ぶラインが存在していたことは確かのようだ。

            
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