ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

第3回 加美南を着物で歩こう! Vol. 1 ~着付けから「奥田邸」へ

2016-09-26 | 平野を着物で歩こう!
第3回 加美南を着物で歩こう! Vol. 1 ~着付けから「奥田邸」へ

               

 9月25日(日)、3回目、3年目になる「加美南を着物で歩こう!」が開催された。
 平野区内で開催の「着物で歩こう!」としては、記念すべき、10回目となる。
 主催は加美南部地域活動協議会、創三舎、平野を着物で歩こう!実行委員会の3者からなる「加美南を着物で歩こう!実行委員会」。

 「着物で歩こう!」では、前回より、ご要望のあった参加者に着物レンタルを行っているが、今回は山村邸にお邪魔して、着付けをした。これが、最初の一歩。

               

 今回初参加の塩川さんには終始、素敵な笑顔を振りまいていただいて、感謝しきりである。
 紫の着物をしっとりと着こなされている。

               

 まずは、最初の訪問地、重要文化財「奥田邸」。

               

 長屋門を内側から、望む。

               

               

                

 重厚な茅葺きの大屋根が際立つ主屋。江戸期17世紀に建てられた。
 こちらが玄関。

               

 現在の平野区加美鞍作1丁目は、江戸時代、河内国渋川郡鞍作村と呼ばれていた。

               

 奥田家は代々、鞍作の庄屋を勤めた家柄で、付近十ヶ村の庄屋代表でもあった。
 古くは楠氏の流れを汲む当地方の豪族であったという。

 当主の奥田順一さんから、直々、ご案内をしていただく。
 こちらは土間。へっついさんや火鉢の煙がうっすらと漂っている。

               

               

               

               

 太い梁。天井には竹を編んで、壁土をのせている。

               

 馬蹄形の五連かまど。

               

 大坂夏の陣では、大坂城にせまる徳川方が、この台所で勝手に大飯を喰らったという。

               

               

 下男部屋下の物置。

               

 土間から、玄関に上げていただく。


               

               


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