地蔵会万燈供養 ~ならまち・元興寺
世界遺産・元興寺は平城遷都に伴い藤原京にあった日本最古の仏寺、法興寺(飛鳥寺)が移転したきたもので当時は東大寺、興福寺に並ぶ大きな寺院だった。
屋根は行基葺という屋根形式で、飛鳥時代の瓦も使われている。
この元興寺では8月23・24日に「地蔵会万燈供養」が行われる。
お皿の上に油と灯芯となる縄に火がつけられ石仏の前に並べられ、晩夏のひとときに、幽玄の世界が現出する。
寺にはかつて、鬼が出没したという鬼伝説がある。
仏の中に鬼が鎮座していた。
境内では盆踊りが・・・。河内音頭ばかり、聞いていたので、奈良音頭は新鮮だった。
灯明花の中に桔梗一輪。
ならまちでは、「ならまち遊歩」と描かれた提灯が灯され、風情いっぱい。