シャクナゲ・シャガ・蓮華の咲くころ ~明日香村・岡寺 ②
岡寺が創建されたのはおよそ1300年前で、当時の高僧・義淵僧正が建立した。
「飛鳥の岡にある寺」として、岡寺と親しみをこめて呼ばれているが、正式な寺名は龍蓋寺(りゅうがいじ)という。
龍蓋寺という名前は、民衆を苦しめていた悪い龍を岡寺を開山した義淵僧正がその法力で池に封じ、大きな石で蓋をしたという伝説から来ている。
日本三大仏・日本最大の塑像である巨大な如意輪観音座像が本尊としてまつられている。
また、日本で最初の厄除け霊場としても有名である。
シャクナゲはやや盛りを過ぎていたが、新緑と相まって、その存在感を増していた。
華池のダリアやシャクナゲだけでなく、シャガや芍薬も境内を彩っていた。 (5月8日撮影)
以前は明日香といえば、蓮華の名所といわれていたが、最近は肥料の進歩のせいか、明日香でも、あまり見かけなくなった。
一角で蓮華を見かけると嬉しくなってしまう。
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