「のだふじ」の咲くころ ~大阪市福島区野田
「野田藤」は、現在の大阪市福島区野田近辺(春日社周辺)が発祥の地とされている。
今から約600年前からその美しさで知られ、江戸時代には「吉野の桜(奈良県)」、「高雄の紅葉(京都府)」とともに「三大名所」と言われ、「野田の藤」見物が盛んだったそう。
今でもなお、「牛島の藤」(埼玉県春日部市)、「春日野の藤」(奈良春日大社)と並び「日本の三大名藤」の一つといわれている。
(画像は下福島公園)
時期を逸したのか、今まで見てきた藤の名所が凄かったのか、正直、少し期待外れだった。
だが、藤を守り続けた人たちの熱い想いは伝わってきた。
ここが野田藤・発祥の地とされる春日社。
住宅街の片隅にひっそりと鎮座する。