阿伏兎観音 (あぶと かんのん) ~瀬戸内の奇勝
福山市沼隈町にある、通称「阿伏兎観音 (あぶと かんのん)」として知られる寺「磐台寺 (ばんだいじ)」。
570年に毛利輝元によって建てられたと伝わる。
瀬戸内を行き交う船の航海安全を祈願するため建てられた朱塗りの観音堂は、国の重要文化財に指定されている。
観音堂の前からは、目の前に瀬戸内海が広がるすばらしい景観を楽しめる。
その美しさから、歌川広重が浮世絵にした。
十返舎一九の弥次さん北さんも、当地を訪れたようだ。
子授け・安産の祈願所としても知られており、崖の上に建つ観音堂の中には壁一面に奉納された「おっぱい絵馬」が飾られている。
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