The 佛像写真 ~奈良国立博物館
奈良国立博物館の仏像館にて、仏像の撮影が可能になったとのニュースを聞きつけて、勇躍、出かけた。
もっとも、撮影可能な仏像は当館所蔵のものに限るということで全体の二割程度だが。
時代の流れとともに博物館、美術館の撮影規制は全国的に緩和されてきたようだ。
そもそも、旧館時代には撮影の制限はなかったと記憶しているのだが、早く、規制撤廃に向けて動いて欲しいものだ。
多数の仏像の撮影は私設の「平野佛像博物館」以来。
深呼吸しながら、其々の仏像と対峙した。
仏像には仏師の魂と信者の祈念と、くぐりぬけてきた苛烈な時間が刻まれている。
<観音菩薩立像>平安時代10C
<如意輪観音菩薩坐像>鎌倉時代13C
<薬師如来坐像>平安時代)9C
<誕生釈迦仏立像>飛鳥時代7C
<如来立像>統一新羅8C
<火頭形三尊塼仏>飛鳥時代7C
<方形独尊坐像塼仏>中国6C
<増長天立像>平安~鎌倉時代 11~12C
<如来立像>奈良~平安時代 8~9C
金剛力士立像 金峰山寺 南北朝時代14C
<十一面観音菩薩立像>中国8C
<如来三尊像>中国8C
<大威徳明王騎牛像>平安時代12C
<迦楼羅王(かるらおう)>鎌倉時代13C
<五部浄居天(ごぶじょうごてん)>鎌倉時代13C
<毘沙門天>鎌倉時代13C
<毘楼博叉天(びるばくしゃてん)>鎌倉時代13C
酷暑の折、国立博物館向かいの木陰は鹿たちの極楽だった。
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