エピローグ・Kamakura Walker ~鎌倉 Story ⑯(完)
北鎌倉の「葉祥明美術館」。
昔、「詩とメルヘン」に出てくる葉祥明さんの世界が好きだった。
鎌倉で再会するとは思わなかった。
粉もんは大阪風お好み焼きと決めている私だが、せっかく、東京文化圏に来たのだからと長谷寺門前の「染太郎」さんで「もんじゃ焼き」を食することに。
なんせ初めてなもので、お店の方に「もんじゃ焼き」を焼いてもらった。
私以外、外国の方ばかり。
「You!ジャパニーズやのに、よう焼かんのかいな!」という視線を感じた。
ジャパニーズちゃいまんねん。カンサイマンでんねん。
同じく、長谷寺門前の「鎌倉オルゴール堂」。
江ノ電・終着鎌倉の一つ手前「和田塚駅」で地元民のように降り、材木座にある銭湯「清水湯」を目指して、約15分歩く。
夜行バスに乗る前に地元の風呂屋に行きたかったのだ。
ひと風呂浴びて、また15分、勝手知ってるかのごとく鎌倉駅まで歩く。
たった 2日間いただけなのに、すっかり、鎌倉Walker になっていた。
駅前でおいしそうな店構えのトンカツ屋「あら珠」さんを見つけて入ることにした。
この直感は当たるのだ。
目の前で揚げてくれる。美味しいに決まっている。
腹ごしらえも済んで、難波行の夜行バス、車中の人となった。
鎌倉 Story 全16話 これにて完です。ご拝読ありがとうございました。
旅も終わった。明日晴れるかな。
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