南都七大寺・大安寺 ~だるまさんが見ていた!
大安寺は南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代前半は東大寺、興福寺と並ぶ大寺であったという。
がん封じ、病気平癒、あらゆる病を封じてくれるというご利益があるお寺として知られている。
笹酒授与で有名な割に境内は殊の外、狭いが近辺街中には、大寺だったころの面影を見ることができる。
いつのころからか、だるまが溢れる寺となった。
このだるまさんたち、実は”おみくじ”である。
なら検定の問題に「南都七大寺」は何処か?というのがあったように思うが、さて、どこでしょう?
大安寺のほか、東大寺、興福寺は前述しているが・・・・
朝廷の保護を受けた東大寺、西大寺、法隆寺、薬師寺、大安寺、元興寺、興福寺の7ヶ寺が南都七大寺(なんとしちだいじ)。
平城京にあったが、鑑真の私寺であった唐招提寺は含まれないというのが、通説。
追録
<西大寺>
西大寺は称徳天皇(孝謙天皇)の勅願により、765年に創建された。
当時は広大な寺域(現在の約60倍)に多数の堂塔が建ち並び、東大寺と共に栄えていたが、数多の火災にあい、創建当時の建物はほとんど焼失した。
江戸時代築の本堂の横には西塔跡が残る。境内は今でも、広大である。
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