ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

桜の咲くころ ~大野寺の百花繚乱

2019-04-04 | 花めぐり~3月

桜の咲くころ ~大野寺の百花繚乱

 

 大野寺は役の行者が開き、天長元年(824)、弘法大師によって堂宇が建立されたと伝えられる室生の古刹。

 室生寺の西の大門に位置する宇陀川沿いに立つ。

 対岸の切り立った岩壁には弥勒摩崖仏が線刻されており、これは13.8mと国内で最も高い磨崖仏である。

 枝垂桜の名所であるが、3月31日訪問時は、一部を除き、まだ、ちらほらの状況だった。

 

 

 

 

 

 

  サンシュユと摩崖仏。

 

  

 摩崖仏修理の際、拓本を取ったということで、本堂に展示されていた。

 境内では、桜だけではなく、レンギョウ、土佐ミズキ、白モクレン、スイセンが咲き乱れていた。

 まさに百花繚乱の春到来。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カタクリの咲くころ ~室生向渕 ①

2019-04-02 | 花めぐり~3月

カタクリの咲くころ ~室生向渕

 奈良県宇陀市室生向渕にカタクリの花がひっそりと咲いている。

 向渕といえば、スズランが自生する南限地として有名であるが、カタクリの群生地があることも秘かに知られている。

 カタクリの花は「スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)=春の妖精」とも呼ばれ、「 春のはかないもの」「春の短い命」というような意味がある。

 パステル・パープルの翼を広げて、今にも飛び立ちそうではないか。

 

 

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桜逍遥~毛馬桜之宮公園 ②

2019-04-01 | 花めぐり~3月

桜逍遥~毛馬桜之宮公園 ②

  小雨まじりの桜之宮・桜逍遥。

  目まぐるしく過ぎ行く暮らしの中で、桜を愛でるのは、ほんの一瞬である。

  出会い・別れ・刹那・儚さ・・・日本人は桜の中に、そんなキーワードを見出してきた。

  桜を撮りに来たのに、桜を愛でにきた人の姿にレンズを向けている自分がいた。

 

 

 

 帝国ホテルのガラス面に映りこむ陽光桜。

 

 

 ヒヨドリがやってきた。

 椿も美しい。

 OAP内はちょっと、お洒落な空間。

 

 

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