ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

ほのぼの羅漢さん群像 ~奥嵯峨野・愛宕念仏寺 ②

2022-12-02 | 京都の旅

ほのぼの羅漢さん群像 ~奥嵯峨野・愛宕念仏寺 ②

 

 仏陀が入滅したときに集まったという500人の弟子・羅漢。

 五百羅漢があるお寺は各地にあるが、愛宕念仏寺の羅漢さんは実に1200体に及ぶ。

 しかも、それらは参拝者が彫ったものだという。

 ひとつひとつの表情が違い、旅人をまるで迎え入れてくれるかのように、ほのぼのとした雰囲気に満ちており、いつの間にか似た人を探してしまう。

 風葬の地であった化野念仏寺の霊気漂う石仏とは明らかに違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

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奥嵯峨野・愛宕念仏寺 ① ~紅葉と千二百羅漢

2022-12-01 | 花めぐり・紅葉~11・12月

 奥嵯峨野・愛宕念仏寺 ① ~紅葉と千二百羅漢

  

 嵯峨鳥居本の北に位置する愛宕(おたぎ)念仏寺。

 すぐ目の前には愛宕山(あたごやま)が、その山頂には愛宕(あたご)神社があるので、何度も訪れているにも拘らず、私は「あたご」念仏寺と今まで呼んでいた。

 愛宕念仏寺は8世紀末の奈良時代、称徳天皇によって東山のあたりに愛宕(おたぎ)寺として建立された。

 「あたご」という読み方よりも「おたぎ」という読み方のほうが古くからある読み方だそう。

 しかし鴨川の洪水による流失などもあり興廃を繰り返していたが、後に安全面や愛宕山(あたごやま)との信仰的な関係から大正時代に現在の地に移築になった。

 戦後の時代になっても台風の被害を受けるなど受難が続くが、1955年より再興事業が始まり現在の姿となっている。

 1981年より参拝者による羅漢象を彫って奉納する「昭和の羅漢彫り」が始められ、以降1200体を超える数の羅漢像が奉納されている。

  

 外国人の間のネットでブレイクしているようで、外国人の来訪も多い。

 また、アニメ「るろうに剣心」にも登場したので、聖地巡礼者もいるようだ。

  

     

  

  

  

  

  

     

  

  

  

  

  

  

     

     

 

   

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