ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

風雲児たち 幕末編ほか

2021年06月14日 | みなもと太郎
『コミック乱』は、現在7月号まで発売されています。


「風雲児たち 幕末編」はやはり休載でした。昨年の9月号から休載になったので、約1年が経過しました。今は先生の1日も早い回復を願い、ただ待ち続けるだけです。

ファンページ『みなもと太郎まんが館』の「作品詳細」のページ、作品掲載誌の調査が進んでいないので、「ホモホモセブン」以外は公開していませんでした。

作品詳細のページは、コミックス収録作品と雑誌掲載作品をつなげる試み(初出の確認)で、「風雲児たち」、「ふたりは恋人」について、ホームページに掲載しています。

その他の作品についてもできるだけ調べたいと思い、作品詳細のページを作りました。しかし、古いまんが雑誌は国会図書館も所蔵していないことが多く、調査は行き詰まっていました。

さらに、現在のコロナ禍では図書館等に調査に行くこともできず、当分作業が進みそうもないので、不十分を承知で公開することにしました。

「どろぼうちゃん」、コミックスは若木書房から『どろぼうちゃんシリーズ』3巻が発売されています。


『なかよし』に連載され、第1話は昭和47年1月号、最終回は昭和51年12月号に掲載されました。

「世界名作ギャグ」シリーズです。

コミックスは『ハムレット』、『レ・ミゼラブル』があります。『スターウォーズ・ドン・キホーテ』もここに入れています。

掲載誌は『希望の友』、『週刊少年マガジン』などですが、充分に掲載誌の確認ができていません。『希望の友』は、比較的新しい号しか、国会図書館に所蔵されていません。コミックスが発行されているので作品は読めるのですが、初出を調べるのは難しいです。

「じたばたばーちゃん&とんでも先生+かっとびかーちゃん」、みなもと太郎先生の学年誌への掲載作品です。

コミックスは発売されませんでしたが、先生の「同人誌」として『とんでも先生』が「みにゃもと」から発行されています。


「とんでも先生」は『5年の学習』昭和53年10月号から連載が始まり、平成3年3月号まで掲載されました。

「プチプチ・アミィ」もコミックス化されていません。『ヤングレディ』に昭和50年1月から昭和51年4月まで連載されました。

「お楽しみはこれもなのじゃ」は平成3年に立風書房で単行本化され、文庫化を経て平成16年に角川書店から再刊されました。


雑誌掲載は『マンガ少年』昭和51年9月号から昭和54年8月号までです。

「(元祖)日本漫画大辞典」は『GROUP』創刊号から100号まで掲載されました。

『みなもと太郎まんが館』更新しました。

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『風雲児たち 幕末編』第34巻新発売

2020年08月30日 | みなもと太郎
みなもと太郎先生のコミックス『風雲児たち 幕末編』第34巻が発売になりました。



リイド社 SPコミックス 2020年9月10日 初版第一刷発行

『COMIC 乱』2019年12月号掲載の第220話から2020年6月号掲載の第226話まで、全7話が収録されています。

毎巻繰り返し記していますが、雑誌掲載時にはサブタイトルは付いていません。最後のページに「『風雲児たち~幕末編~』第226話 完」のように記入されています。コミックス収録時にサブタイトルが付されますが、話数はなくなります。

話数とサブタイトルを整理しておきます。

2019年12月号 第220話 「第一章 討幕の変遷」
2020年 1月号 第221話 「第二章 幕末オランダ留学生」
2020年 2月号 第222話 「第三章 竜馬と海舟」
2020年 3月号 第223話 「第四章 豚一さま」
2020年 4月号 第224話 「第五章 勅使ゴリ押し」
2020年 5月号 第225話 「第六章 暗殺隊集結」
2020年 6月号 第226話 「第七章 公使館焼き討ち強行!!」

巻頭にはカラー口絵2ページが収録されています。

雑誌掲載時とコミックス収録時の変更点です。第二章で「戊辰戦争最後の戦い」が「戊辰戦争のクライマックス」に変わりました。第四章では大佛次郎の説明で「鞍馬天狗の作者です」とのイラストの注が削除され、「老中お手上げ」に詳しい注が入り、慶喜の「趣味に生きたいっ」が「好きに生きたいっ」に変更されています。

第六章では「コロナ騒動により中止しますっ」に「このセリフ単行本では変えますっ」と注が入っていましたが、セリフは変わらず、注が「令和二年三月現在っ」になりました。この章では2ページが加筆されており、これが第34巻での一番大きな変更点ですね。

『COMIC 乱』は、8月30日現在で、2020年10月号まで発売されていますが、9月号、10月号に『風雲児たち 幕末編』の掲載はありませんでした。9月号の「休載のお知らせ」によると、「みなもと太郎先生ご静養のため」休載とのことです。

「みなもと先生は春頃に少々体調を崩され」たとのこと。10月号の発売を待っていましたが、やはり休載でした。

心配になって、公認ファンサイト【風雲児たち長屋】を見ると、

「いちおー元気ではありますが、療養はしばらく続けなければならない、めんどうくさい状況です。『乱』復帰には年内いっぱいくらい、かかりそうです。」

とありました。充分にご静養いただきたいです。『風雲児たち』の再開を楽しみに待っています。

「みなもと太郎まんが館」更新しました。

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『風雲児たち 幕末編』第33巻発売

2020年03月07日 | みなもと太郎
みなもと太郎先生のコミックス『風雲児たち 幕末編』第33巻が発売になっていました。1月下旬の発売でしたが気がつかず、昨日入手しました。



リイド社 SPコミックス 2020年2月10日 初版第一刷発行

『COMIC 乱』2019年5月号掲載の第213話から11月号掲載の第219話まで、全7話が収録されています。

雑誌掲載時にはサブタイトルは付いていません。最後のページに「『風雲児たち~幕末編~』第219話 完」のように記入されています。コミックス収録時にサブタイトルが付されますが、話数はなくなります。

話数とサブタイトルを整理しておきます。

2019年 5月号 第213話 「第一章 知謀・半平太」
2019年 6月号 第214話 「第二章 以蔵が行く」
2019年 7月号 第215話 「第三章 桜田門外の変・大尾」
2019年 8月号 第216話 「第四章 もう一人の西郷」
2019年 9月号 第217話 「第五章 天誅また天誅」
2019年10月号 第218話 「第六章 薩摩開戦準備」
2019年11月号 第219話 「第七章 石部宿の惨劇」

巻頭にはカラー口絵2ページが収録されています。

雑誌掲載時とコミックス収録時の変更点です。第一章で「武市さんと会うた事があるのう・・・」が「気の毒じゃったのう・・・」に変わり、岩崎弥太郎に「吉田東洋に見込まれ、入った塾の先生がジョン万次郎であった。」の注が入りました。

第二章では以蔵の「井上さん」が「井上サン」に変わり、「今城重子」に「千種有文の姉」の説明が加わるなど、全巻を通してセリフや説明文などに細かな変更がありますが、多くはありません。

第四章では、西郷頼母の「そもそもこんな要職を地方大名に押し付けるのがおかしい――っ」が「そもそも京の治安がメチャクチャになったのは誰のせいだ――っ」に変わり、続いて大コマの見開きページが加筆されています。これが一番大きな変更点ですね。

『COMIC 乱』は、3月7日現在で、2020年4月号まで発売され、第224話が掲載されています。

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『風雲児たち 幕末編』第32巻新発売

2019年06月07日 | みなもと太郎
みなもと太郎先生のコミックス『風雲児たち 幕末編』第32巻が発売になりました。



リイド社 SPコミックス 2019年6月10日 初版第一刷発行

『COMIC 乱』平成30年9月号掲載の第205話から平成31年4月号掲載の第212話まで、全8話が収録されています。

雑誌掲載時にはサブタイトルは付いていません。最後のページに「『風雲児たち~幕末編~』第212話 完」のように記入されています。コミックス収録時にサブタイトルが付されますが、話数はなくなります。

ここで整理してみると、次のようになります。

平成30年9月号 第205話 「第一章 生麦事件①」
平成30年10月号 第206話 「第二章 生麦事件②」
平成30年11月号 第207話 「第三章 生麦事件③」
平成30年12月号 第208話 「第四章 生麦事件④」
平成31年 1月号 第209話 「第五章 生麦事件⑤日本政略作戦」
平成31年 2月号 第210話 「第六章 生麦事件⑥薩摩追跡」
平成31年 3月号 第211話 「第七章 生麦事件⑦薩摩反撃」
平成31年 4月号 第212話 「第八章 暗殺剣横行」

巻頭にはカラー口絵2ページ、巻末には次巻33巻の予告、楽しくない「お楽しみ天誅カード」が収録されています。

雑誌掲載時とコミックス収録時の変更点ですが、大きな変更点は少ないです。第一章で(詳しくは8章で)との注が入れられたり、雑誌にあった欄外の「これは後の話なのでまた改めて」に続く「やれたらイイな・・・」がなくなり、「写真が残っているが、不鮮明で複写不可能」の後段が消去などです。

大きな変更は第八章にありました。雑誌掲載時は22ページで、コミックスは24ページになり、2ページが加筆されています。河原に晒された島田左近の首の場面が、コミックスでは詳細に描かれています。

『COMIC 乱』は、6月7日現在で、7月号まで発売されています。同号には「歌舞伎公開記念超特報 !!」として3ページが特集されています。六月大歌舞伎(夜の部)、2019年6月1日(土)初日 → 25日(火)千穐楽です。

コミックスの帯はこの関連になります。三谷かぶき「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)」。みなもと太郎 原作、三谷幸喜 作・演出です。

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『風雲児たち 幕末編』第31巻新発売

2018年11月24日 | みなもと太郎
アップするのが遅くなってしまいましたが、みなもと太郎先生のコミックス『風雲児たち 幕末編』第31巻が発売になっています。発売日は10月29日でした。



リイド社 SPコミックス 平成30年11月12日 初版第一刷発行

『COMIC 乱』平成30年2月号掲載の第198話から平成30年8月号掲載の第204話まで、全7話が収録されています。

雑誌掲載時にはサブタイトルは付いていません。最後のページに「『風雲児たち~幕末編~』第198話 完」と記入されています。コミックス収録時にサブタイトルが付されますが、話数はなくなります。

ここで整理してみると、次のようになります。

平成30年 2月号 第198話 「第一章 日露カラフト国境線」
平成30年 3月号 第199話 「第二章 大赦令発布」
平成30年 4月号 第200話 「第三章 永井雅楽暗殺秘話」
平成30年 5月号 第201話 「第四章 勅使VS将軍」
平成30年 6月号 第202話 「第五章 大赦令シンドローム」
平成30年 7月号 第203話 「第六章 すん えん さん」
平成30年 8月号 第204話 「第七章 幕府反撃 危機連発」

巻頭にはカラー口絵2ページ、巻末には「風雲児たち 特別対談 みなもと太郎 吉川邦夫」が収録されています。

雑誌掲載時とコミックス収録時では、内容に大きな変更はありませんが、今回も小さな変更はありました。

第一章の最後のページで「薩摩藩江戸藩邸・・・・・・」が「薩摩藩江戸(仮)藩邸・・・・・・」となり、藩邸の絵も変わっています。また、イラストに矢印が入ったり、「立派な人物」が「剛直の士」などセリフや説明文が変わっている部分もあります。

30巻が8話収録だったのに対して、この31巻は7話収録です。最後の第204話(第七章 幕府反撃 危機連発)には生麦事件の発端が5ページ収録されています。

『COMIC 乱』2018 二月号は、2017年12月27日発行・発売で、NHK正月時代劇『風雲児たち~蘭学(れぼりゅうし)篇~』関連の小特集が組まれています。


コミックス収録の「風雲児たち 特別対談 みなもと太郎 吉川邦夫」はこの号に収録されました。


巻末カラーで「ドラマ撮影現場に潜入」も収録されていました。 


『COMIC 乱』は、11月24日現在で、2018 十二月号まで発売されています。

※「薩摩藩江戸(仮)藩邸」はコミックス第七章の扉絵にも出てきます。こちらは雑誌掲載時も(薩摩藩仮藩邸)と同じです。(2018.11.27)

「みなもと太郎まんが館」更新しました。

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