ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

静岡市美術館~竹久夢二展

2012年02月04日 | テレホンカード

1月9日(月)、豊橋市のカモメリアの次にどこに行くか、大分迷いました。できればタワーにと考えたのですが、豊橋市から東京までの間では適当なタワーは見つけることが出来ませんでした。

そんな中で思い出したのが、昨年11月16日に訪問した金沢湯涌夢二館です。たしか静岡市美術館の夢二展のパンフレットをもらったはずと、取り出して開催日を確認したところ、会期は1月7日から3月25日まで、ちょうど開催中です。これで最後の訪問先も決まりました。


豊橋市から静岡市へは新幹線「こだま」で44分です。会場の静岡市美術館は駅前のビルの中にあります。観覧料は600円でした。



展示は4章に分かれており、この内第2章が「“志田コレクション”竹久夢二の世界-旧蒲原町の有志が築いた名コレクション」でした。

静岡市美術館は「郷土史家でもあり夢二ファンである志田喜代江氏が蒐集した、全国でも珍しい女性の視点によるコレクション」358点を所蔵しているとのことです。

志田氏のコレクションの始まり『青い小径』(大正10年 尚文堂書店)から、肉筆画、夢二装幀著作本、夢二日記まで多彩な夢二の世界を鑑賞することができました。

面白い試みとして、夢二の装幀著作本の復刻版が数十冊並べられていました。復刻版でも手に取って読むことができ、展示されている原本の表紙と比較しながら中を見られるのは楽しかったです。

当日購入した図録です。


もう1冊、静岡アートギャラリーの「竹久夢二展」の図録があったので、こちらも購入しました。

事前にインターネットで調べた時、静岡アートギャラリーを見つけて、「志田コレクション」が分散したのかと考えていました。案内の方に聞いてみたところ、静岡市美術館が出来るまでの間、静岡アートギャラリーで所蔵していたようですね。(旧蒲原町が購入後、静岡市との合併により静岡市の静岡アートギャラリーが所蔵。平成22年3月に同ギャラリーが閉館、5月に静岡市美術館開館。)


さて、テレホンカード劇場、竹久夢二・志田喜代江コレクションです。私が持っている「志田喜代江氏蔵」のテレホンカードは10枚ありました。おそらく他にもあると思います。

志田氏が一目惚れしたという肉筆画「木に寄る女」大正4年頃

      フリーデザイン <品名50<フリー330-4687>>

肉筆画「合鏡」大正3年頃

      フリーデザイン <品名50<フリー330-4688>>

女十題(昭和12~13年)のうち「朝の光へ」

      フリーデザイン <品名50<F-290-0592>>

女十題(昭和12~13年)のうち「北方の冬」

      フリーデザイン <品名50<F-290-0593>>

長崎六景(昭和15~16年)のうち「眼鏡橋」

      フリーデザイン <品名50<フリー290-4800>>

女十題(昭和12~13年)のうち「黒猫」

      フリーデザイン <品名50<フリー290-4801>

女十題(昭和12~13年)のうち「木場の娘」

      フリーデザイン <品名50<フリー290-8845>>

長崎六景(昭和15~16年)のうち「丘の青楼」

      フリーデザイン <品名50<フリー290-8846>>

夢二詩画集(昭和16年)のうち「七夕」

      フリーデザイン <品名50<フリー290-27829>>

肉筆画「草に憩う女」大正初期

      フリーデザイン <品名50<フリー290-27831>>

順序はテレホンカードの発行順(フリーナンバー順)とし、タイトル及び制作年代は図録によりました。

コメント