ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

十二階のカムパネルラ

2018年09月20日 | タワー
シアターキューブリックさんから次の公演の案内ハガキが届きました。


7月の「銚電スリーナイン」の時から、劇場公演にも行ってみたいと思っていました。タイトルは明らかになっていて、「十二階のカムパネルラ」。

浅草十二階、凌雲閣に関連しているようです。そして、この案内ハガキや、リーフレットに描かれた素敵な凌雲閣を見て、公演に行くことを決めました。11月24日(土)19時の先行予約をしました。

「カムパネルラ」ということで、『銀河鉄道の夜』との関連も気になりますが、タワーマニアとしては、まず「浅草十二階、凌雲閣」です。

浅草十二階凌雲閣は明治23年築で、わが国初のエレベーターが設置されました。私は、展望タワーの定義に「エレベーターの設置」を加えているので、まさに日本最初の展望タワーになります。

今年2月には、工事現場で基礎部分と見られるレンガが出てきたとのこと。また8月には、跡地のビルの壁面に「浅草十二階」が描かれたとのニュースもありました。会場の「浅草九劇」はすぐそばなんですね。

凌雲閣の絵はがきです。



凌雲閣は関東大震災で倒壊。20世紀デザイン切手には、関東大震災による半壊の凌雲閣が描かれています。



同デザインがふみカードになっています。


平成26年(2014年)6月26日、退職者会の旅行で浅草に行ったときに見つけました。凌雲閣の記念碑です。




更に遡って、平成21年(2009年)5月14日、江戸東京博物館の常設展で撮影。




浅草十二階凌雲閣に現在の東京スカイツリー。更に昭和40年代には、浅草寺敷地内に回転昇降式のスペースタワーもありました。



浅草公園・東京スペースタワー展望塔・高さ110m・収容人員60人

『十二階のカムパネルラ』、展望タワーマニアにとっても、見逃せない公演になりそうです。


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