ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

高階良子『危険な神話』発売

2011年03月10日 | 高階良子
本日(3月10日)、ぶんか社からホラーMコミック文庫『危険な神話』、『修学旅行殺人事件』の2冊が発売になりました。


収録作品は、「危険な神話」「扉の向こうで蠢くもの」「炎の華」「女郎蜘蛛」「シンデレラの日々」「沙羅」「裏切り者への贈り物は生命」の7作品で、「すべて初文庫化作品! 」とのことです。

「危険な神話」は、現在『ミステリーボニータ』に連載中の「-クロノス-漆黒の神話」の原形となった作品で、コミックス初収録です。

その他の収録作品も、『BONITA Eve』などのレディースコミック誌に掲載された作品が多く、現在ではなかなか読むことができない作品です。このような作品を集めての文庫化はありがたいですね。


収録作品は、「修学旅行殺人事件」「課外授業殺人事件」「理科室殺人事件」の3作品です。

こちらは1980年代に『なかよしデラックス』に掲載された殺人事件シリーズで、これまでに何度か文庫化されています。

今回の文庫化でうれしかったことの一つは「あとがき」です。「いつまでも 変わらないはずだった風景」とのタイトルで、その1、その2が掲載されています。

高階良子先生が幼い頃に見た風景、それは「銚子」の風景ですが、同じような風景は他の町にもあったのではないでしょうか。(もっとも「焼夷弾」を知っているのは、60歳前後まででしょうか。)

「カステラ山」「赤ハゲ」。懐かしいです。屏風ヶ浦のそばにありました。砂の急斜面があり、私たちは「45度」と呼んでいました。その斜面を転がり落ち、砂まみれになりながら遊んでいました。さらさらな砂を「キンキン砂」と言っていたと思います。下には小さな池があり「まむし池」と呼ばれていました。まむしを見たことはなかったのですが、池のそばに行くのは恐かったものです。

思い出の中の風景、もう一度見てみたいと思うのですが、それはかないませんね。

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