ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

高階良子『70年目の告白』新発売

2021年02月23日 | 高階良子
高階良子先生『70年目の告白~毒とペン~』のコミックス、第1巻が発売になりました。帯付きのコミックスです。




秋田書店 ボニータコミックス 2021年2月25日 初版発行

コミックスの判型は今回もB6判でした。前作『眠れる荊棘の・・・』について

これまで、高階良子先生のコミックスはほとんどが新書判だったと思うのですが、この作品だけの変更でしょうか。それとも秋田書店で何らかの変更があったのでしょうか。今後の刊行を見守りたいですね。

としましたが、B6判になるようですね。

コミックスの帯には、大きく「高階良子引退作」とあります。これについては、雑誌掲載時にすでに大きなショックを受けています。

衝撃の内容でした。「真実の自伝的物語 70年目の告白~毒とペン~」、カラー40ページです。「9月号に続く」なので、物語がどう進行していくのか判断できません。

いちばんショックだったのは、扉ページの「漫画家引退作」とのキャッチフレーズです。この自伝的作品を最後にペンを置くということなのでしょうか。なぜ・・・。お体の具合が良くないのでしょうか。いろいろ考えてしまいました。
今は作品の推移を見守るしかできないのですが、先生にとって重要な作品であることはわかります。

Twitterで情報を得ようと検索してみると、「高階良子スタッフブログ<公式>」を発見しました。2017年7月10日の開設で、週1回の更新が続いています。このブログによると、

「重ねてお知らせしておきますが、先生別に引退するって断言したわけじゃないんです。
ちょっと担当さんのヤマっ気が強かったようで……。
あと、この連載結構長くなりそうで、「終わったころにはどうなるかわからないし」とは確かに先生言っておられましたがね。」

とのことだったので、現在は心配してはいません・・・。

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「この話の終着点はどこなのか?」と/訊かれたら、正直私にもよくわからない。/多分、これを描き進めるうちに/徐々に解ってくるのだと思います。

収録は第1話から第5話です。掲載誌は『ミステリーボニータ』2020年8・9・11・12月号、2021年2月号でした。

雑誌掲載時とコミックスを比較してみましたが、大きな変更はないように思いました。

巻末に1ページ、「あとがき」(とはなっていませんが)のページが付されています。

第6話は3月5日発売の『ミステリーボニータ』4月号に掲載とのこと。これから、若木書房『ゆめ』でのデビューまでの話も描かれていくと思います。

そして、ぜひ、デビューまでの道程も描いていただきたいです。『新児童少女マンガ界』や会誌『若草』のこと、草ノヒカル先生のこと。当時の『若草』をお持ちなら、ぜひ作品内に登場させていただきたいです。(できれば当時の作品も)

作品の続きを、楽しみに待っています。

ホームページ『高階良子の部屋』更新しました。

『高階良子の部屋』

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