人間を味わい尽くす
その意味するところは
今を否定しないということだ
今から逃げないということだ
今をそのまま受け入れるということだ
今在る充足を知ることだ
すなわち充足は
今にしか
無
い
!
そのことを知りながら
不満を覚える心を眺めていれば分かる事実がある
それは
不満を波動としてとらえられたときに起こる
不満が波動と見えた時
その波動は
突然、不満ではいられなくなる
波動は全身の波動と合成されて一つの波となって行くのだ
命を躍動する波に飲み込まれると言えばいいだろうか
充足の波動
その至福感に
昇華していくのだ
すなわちこれが
人間を味わい尽くすという意味なのだ
選り好んでよき道だけが人生ではない
苦悩の避けられない人生ならば
苦悩を正面から受け止め
全てを受け入れて
見詰めるのだ
そして
心
の
波動を探せ
目をそらさずに苦悩を眺めていると
そこに波動が見えて来る
波動を見る
それは空を見るということ
空とは己の本体
空体に他ならない
波動を見るということは
己の本質を見るということだ
己の本質
すなわち充足が
そこにある
つまり
人間を味わい尽くすというのは
様々な苦悩をひとつ残らず
波動に変えて
空体を
味わうということなのだ
空体とは下の図の
空間に当る(白い)部分である
空間は何処にも隔たりがなく、たった一つの存在なのである
現在尼信会館にて展示中6月5日まで
2730mm✕2730mm
好評開催中です
中日までに500名近くの方の鑑賞を賜りました。
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