苦はどんなものであれ、私たちにはマイナス要素と思われます。
不幸の根もとでしょうか。あるいは苦を不幸そのものと考えても間違いはないかもしれません。
そしてそこに、私たちの心が作り出す終わりのない苦悩があるのです。
実のところ、苦はマイナス要素なのでしょうか。
そのとらえ方が、私たちの人生に悲劇を見せているのだと、そう思えないでしょうか。
自分の心の、一番深いところにある意識、
苦をマイ . . . 本文を読む
悟りとは、自分のこの命が100%生きていることを知ることだと思います。
100%生きるということは、この瞬間の命に、一切の疑いも、不安も、ない状態だと言ってもいいでしょう。
それを知るチャンスは、苦悩がやってきたときにあります。
その時、苦悩から逃げないで、いとおしむようにその苦い心を眺めて下さい。
その時、あなたの苦悩は、あなたの悟りを必ず導いてくれるに違いありません。
苦悩を嫌がらず . . . 本文を読む
この世に真実は一つしかない。
それはあなたがそこにいるということだ。
より正確に言えば、私がここにいるということになる。
言葉は相対的であり、千の人に真実を伝えようとすると千の言葉がいる。
つまり、あなたはあなたの言葉で真実を言い表すしかないのだ。
言葉で言い表したとき、初めてあなたはあなたの真実に気付くことが出来る。
生まれる前からそこにあり、その真実があなたをこの世に生み出した。
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「私は神」という理解は、すべての人に与えられた究極の真実であり悟りだ。
とんでもないと思う人は、自我を捨てられない己に気付くことから始めればよい。
信仰を貫くのもいい。
無神論のものは己の命に深く瞑想するのもいい。
心にはびこる虚構を摘み取り、それが夢と同じものだと気付いたら
やがて自我は空っぽになる。
人はみな「私は神」という理解に行き着く。
そこに行き着かない宗教は偽物だし、
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