一番気に入った作品。屏風仕立ての大作です。
染色作家、斉藤高志さんの個展に行ってきました。
会場に入ると、屏風仕立ての作品が目を引きます。
中央の面が赤色で染色されていて、赤い毛氈が映えて不思議な感じがします。
染色独特の柔らかな深みに心癒されました。
ちょうどご本人がおられて、染色への思いなどを聴かせていただきました。
会場にさりげなく活けているのは辺塚(へつか)ラン。
宮崎県の野生ランだそうで、作品にもとりこんでいると聴きました。
色の柔らかさを聴くと、
染色は立体だという意外な答え、経糸と横糸の交差する立体を色づけるのだと聴いて納得。そう思ってみると、一層色がしみこむように感じました。
斉藤高志展12月3日まで
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