社会からしかとされる不幸がある
一人は人から気に入られたい一心で、他人の顔色を伺い、自分を人に合わせようとする。そう思えば思うほど、自分の下心が現れて一層惨めで嫌な自分になっていく。その悪循環から抜け出せない。
一人は人から嫌われているという思いを捨てて、周りばかりを見つめていた目を自分の方に向けた。自分に対する他人の態度に抗わず否定もしなければ、やがてそれは自分の中で霧のように消えていく。そしてその目を自分の内側に向ければ、いつまでも消えない確かな真実が自分の中にあることに気付く。そうなると人はそこから本物の幸せが生まれていることを理解する。
周りを見て自分を忘れるのは不幸の素であり、自分の中にある真実に目を向けるのは幸せの素なのだ。
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