NEO-JAPO展が終わった。
今年の展示はこれで総て終わった。
今年の新年はネパールだった。ヒマラヤを見ながら旧年の終わりを見送って始まった1年だった。そして何を得たか。
NEO-JAPO最終日ギリギリに、滑り込むように、私に必要な重大なものが心に届いた。
それがこの1年の成果だといっていい。
そして、本物の男をま近に見る幸せを理解した。
本物を描く。
私は本物の絵描きになる。
その決心は、毎朝の草引きにつながっている。
この一年の総てのことが、
一人の男の生き様と、存在するエネルギーによって意味あるものに変えられたのだ。
いつまでも修まらない心で、あがくように描いた今年最後の絵の試みに、その男は見向きもしなかった。
それが私を目覚めさせた。
そしてそれが本物かどうか、描いて答えを出すしかない。
偶然か必然か、
残された半月ばかりの期間がある。
本当に描けるのか。
それは己一人の力にかかっている。
ヒマラヤで迎えた新年の締めくくりとして
これほどふさわしいことはない。
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