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心が一つのステージを超えた。そんな気がしている。
濱の草引きは心の探求を形にしたものだったが、今日、ついに最後の山を登り始めたのだ。
それは自然にやってきた。困難を前に決心するのではなく、先を気にしないで自然に心が定まったのだ。
今まで手を出せなかった草地。そこがもともとは、砂浜だったことが、手前の草を引いていて分かった。分かったというより、満たされているということを頭が理解したために、意識が自然にまだ草がはびこっている場所に向かったというのが正しい。
地面が砂なら、根をとるのはそう難しくない。やれる。そう思ってやってみたら、絨毯の様に張り巡らされた根が、案外簡単に取り除けた。砂浜だったのだ。
日が登るまでの間に、得心できる範囲の除草が出来た。
これならいける。このエリアの除草が終われば、この濱の全体に意識がいきわたる。得がたい修行の機会だとうれしくなる。
いっぽん一本が私の煩悩だ。その草を引くたびに、心が軽くなる。心が軽くなった分だけ、のしてんてん絵画が深まっていく。私の望みはそれだけだ。
今日、この日を、私の新たな挑戦の幕あけとしたい。
おりしも、私の思いの中にデッサン革命という言葉が芽吹いた時期だ。
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