一周忌
2015-09-14 | 日記
友人の一周忌に参列した。
大学時代のキャンバスで声を掛け合ったのが始まりだった。
自分をどう生かすか。
それが互いの、目標であり、よきライバルでもあった。
わたしは絵を描き、彼は文筆。そして共にしたのは山登りと、赤のれんだった。
わたしは集まった友人の多さに驚いた。
よき人生だったに違いない。
わたしが死んだら、こうは集まってくれないだろう。
読経について行きながら、そんな不遜なことも考えた。
お前はどれだけ、人のために生きられる?
友人がささやいているようにも思えた。
一筆信士 金色の戒名が友人の面影に見えた。
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