伊藤若冲展のチケットが手にはいり、行ってきました。
天気は上々。
右が京都市美術館。疎水にかかる橋からの眺めです。↑
これは?↓
疎水の流れを天地逆にしたイタズラです。
平日と思いきや、美術館の中は超満員。絵の前は3重の人垣で動かない。120点を越す作品にこれほど人が群がるかと思うほどのにぎわいでした。
若冲の絵 は、日本画の枠を超えた自由さがあって、とてもよかったです。筆致を追っていると、若冲の宇宙観が見えるようでしたし、息遣いが伝わってくるようでした。
作品と向かい合うと、込み合う群衆も気にならないほど、心を遊ばせてくれる力を感じました。
のどかな散歩日和。
美術館を出て、疎水を遡り、岡崎の船溜まりから南禅寺に向かう途中こんな風景が。
このレールは舟を乗せて、高い位置にある琵琶湖疏水に舟を運ぶためのものがったとか。
「全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡で、高低差約36メートルの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地」
南禅寺の山門を入いると、
紅葉が、地面を埋め尽くしている。
そして天を仰げば、
そして今日一番きれいだった風景。
池の中は枯れ蓮です。↑
そして細くなった疎水を右に見ながら、哲学の小路。
こんな光景に思わずニコリ。↓
犬のぬいぐるみ家族がのんびり疎水に釣糸を垂らしている。
小春日和の昼下がり、
作品制作を忘れて、今、この時、この瞬間を満喫して、ナウイズムを実践。
満たされました。
銀閣寺参道を横目にそのまま出町柳まで歩いて、京阪電車。
ほぼ11時間の旅でした。
実は、若冲を見て、その出口に、「土と色」特別展がひらかれていました。撮影可でしたので、取材してきました。若冲に敗けない素晴らしいものでしたので、これは次回紹介します。
三門から石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな 」を
真っ先に思い浮かべます
紅葉も綺麗ですね
京都の神社仏閣は どこも紅葉の名所ですね
今回門に昇らなかったのですが、
地べたからでも、きれいでした^よ^