昨日は昭和を代表する大作曲家、團伊玖磨さんの没後10年に当る日だった。團さんはブリヂストンの石橋家の姻戚でもあったので、僕が本社に勤務していた頃、何度かお見かけしたことがあった。團さんは幅広いジャンルの音楽を作曲されていたが、僕はやっぱり吹奏楽の作品が忘れられない。なかでも「祝典行進曲」は日本の行進曲の中でも名曲中の名曲だろう。今日はなぜか童謡の「花の街」が聴きたくなって、最近撮った蕎麦畑の映像に当ててみた。この歌の叙情性と倍賞千恵子さんの伸びやかな歌声が実によくマッチしていると思う。
歌:倍賞千恵子 作詞:江間章子 作曲:團伊玖磨
歌:倍賞千恵子 作詞:江間章子 作曲:團伊玖磨
♪ 七色の谷を越えて
流れて行く 風のリボン
輪になって 輪になって
かけていったよ
春よ春よと かけて行ったよ
♪ 美しい海を見たよ
あふれていた 花の街よ
輪になって 輪になって
踊っていたよ
春よ春よと 踊っていたよ
♪ すみれ色してた窓で
泣いていたよ 街の窓で
輪になって 輪になって
春の夕暮れ
ひとりさびしく 泣いていたよ
流れて行く 風のリボン
輪になって 輪になって
かけていったよ
春よ春よと かけて行ったよ
♪ 美しい海を見たよ
あふれていた 花の街よ
輪になって 輪になって
踊っていたよ
春よ春よと 踊っていたよ
♪ すみれ色してた窓で
泣いていたよ 街の窓で
輪になって 輪になって
春の夕暮れ
ひとりさびしく 泣いていたよ