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このニュースを聞いてふと思い出したのが、先月放送されたNHKの「にっぽんの現場 定時制3年4組 ~生徒急増 いま何が~」(写真)という番組だ。横浜のある高校では、定員割れもあった定時制で、ここ数年入学希望者が急増し、定員を2倍に増やしたそうだ。公立高に入れない生徒が、家庭の経済的な理由で私立高にも入れず、定時制に流れ込んできているのだという。番組では、学費と家計のために働きながら学ぶ生徒たちの実態と、卒業後に待ち受ける進路の厳しい実態とを紹介していた。格差社会のしわ寄せが、こんな子供たちに行っているという現実に心が痛むと同時に、国の予算のどれかを削ってでも、せめて子供たちが高校までは教育を受けられないものだろうかと願わずにはいられなかった。
だから、こういう問題については極力・・・です。
また、あらためてじっくり読ませていただいてから、コメントさせていただきます。ありがとうございました。
教科書も買えない、柔道着ももちろん。
金がないのはわかっていた。
親がギャンブル中毒で親ではなかった。
それでも親に依存して、それしかなかった。
何とか、その高校から別の高校(高知学芸高校)に行って、ぎりぎりで出た。
思うんだ。
貧乏をもっと理解して欲しい……。
ひどい親でも、おれのとーちゃんだったんだもの。
今ではそのころとちがって、そのころのとーちゃんをひどいとおもわない。
それはそれで、仕方なかったんだもの。
何とかなったのは、知らないうちに、何とかしてくれる先生が、いたんだぞ。
世の中にはいろんな見方・考え方があります。
このブログは論争するために開いたものではありませんので、コメントは控えさせていただきます。
成人していないと言っても、高校一年生です。対価が明示されているものを支払わなければ、権利を主張できないことは当たり前のことで、これは、小学生の目目線でも理解できます。入学金は、入学の条件として支払うお金です。支払をせず、それに対する了解も得ていなければ、入学できないのです。これ以外の何処に子供の目線があるのでしょうか。
学校側の何の了解も得ずに入学金未納であるにも拘らず、入学の具現である入学式に出席させると言うことは、踏み倒しを認めるということに他なりませんが、子供の目線を主張すれば、踏み倒しも許されるのでしょうか。入学式の後の対応でとコメントされていますが、それは踏み倒しを認めた後、対応せよということです。
大多数の期日通り(3月中と思われる)に支払った家庭や、恥を忍んで真摯に事前相談した真面目な家庭は馬鹿を見るのでしょうか。しかも、問題の家庭の一軒は、即日全額を、もう一軒も一部を支払っています。余裕皆無では無かったようです。悪意を持ってみれば、何処まで無理が通るか試していたようなものです。
本来、学校側の事前の了解なしに入学金が未納であれば、入学資格を喪失します。この、校長は、資格喪失の処分をしない形で最大限の配慮を行っています。これ以上何を望むのでしょうか。これで「心が狭い」などといわれたら、立場が無いと思います。
勿論、能力を持ちながら経済的な事情で進学できないという悲劇は極力防ぐべきとは思いますが、今回の事情は、事前相談をしなかったということ等から見て、次元が異なると思います。
今回の件は、生徒側の家庭に真摯さが決定的に欠落しているとしか考えられません。
これだけ、真摯さが欠けている場合、そのリスクは生徒本人も負わねばなりません。それで無ければ大多数の真摯な家庭とのバランスを著しく欠くことになります。
尚、付言しますが、義務教育ではない高校教育においては、税金による補助金を受けている私立高校も、税金で運営されている公立高校も事情は似たものです。あなたは、私立高校が入学金未納を理由に三月末で入学資格を喪失させた場合に非難されますか。
最後に、上記記事には定時制のことが記載されていますが、八千代西高校は全日制です。
その話は読みました。親は責められていいと思いますが、学校はもっと子供の目線での措置はできなかったのでしょうか。入学式の後でも十分個別対応できたと思いますよ。
①入学金納付については三月中旬の入学説明会にて説明
②経済的な理由で納付が難しい方には「相談いただければ対応します」とその場で説明
③二人の両親は入学説明会に出席していた
もし、経済的に苦しいのであれば②にあるように事前に相談する事で対応できたわけで、私としては「何故相談しなかったの?」と聞いてみたいですね。