徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

黄砂

2007-05-21 01:16:48 | 時事
 このところ黄砂がひどい。1日で車が真っ白になる。黄砂というのは中国の黄土地帯から偏西風に乗って日本に飛来する細かい砂のことだが、中国奥地の沙漠化がどんどん進んでいて、黄砂の飛散量はますます多くなると言われている。この黄砂について以前は正直、被害者意識しかなかった。しかし、今年の3月、中国・内モンゴル自治区の緑化事業を行なっているNPO法人どんぐりモンゴリの主催するコンサートのお手伝いをしたことによって認識が変わった。沙漠化は中国の目ざましい経済発展と軌を一にしている。中国の経済活動が活発になるにつれ、資源として森林の乱伐などが行なわれた結果、沙漠化が加速度的に進行しているのだそうだ。そしてその片棒を担いでいるのが中国経済に大きな影響力を持つ日本なのである。つまり、黄砂にはわれわれ日本人にも責任の一端があるというわけだ。何やら「風が吹けば桶屋が儲かる・・・」的な話ではあるが、身の回りの省資源など、自分でもできる範囲のことはやっていかなければと思っている。


沙漠化が進む中国・内モンゴル自治区


NPO法人どんぐりモンゴリの緑化活動

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