徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

鐘ヶ淵のはなし。

2025-02-24 21:54:08 | 歴史
 今日の午後、近場の梅の咲き具合でも見に行こうと歩いて出たのだが、あまりの風の冷たさに心が折れ、車で回ることにした。最近あまり行っていない横手の寺巡りでもするかと妙永寺に車を停めた。その時、ふと「鐘ヶ淵(かねがふち)」のことを思い出した。先日、古地図でその名を見つけた。たしか、妙永寺の裏あたりだったなと歩いていくと旧河道の畔に案内板がすぐに見つかった。
 その昔、ここら辺は井芹川が流れていて大きな淵があり、船着場にもなっていたらしいが、雨乞いの儀式のひとつで鐘を淵に沈める慣わしがあったことから「鐘ヶ淵」と呼ばれるようになったらしい。(詳しくは下の案内板を参照)

 余談だが「鐘ヶ淵」と聞くとテレビ時代劇「剣客商売」を思い出す。主人公・秋山小兵衛の住まいが江戸の「鐘ヶ淵」という設定になっている。「鐘ヶ淵」は隅田川と荒川に挟まれた一帯らしいが行ったことはない。ただ、この時代劇のロケが行われたのは滋賀県の西の湖で、そちらの方は彦根在住の頃、何度も近くを通ったことがある。
 江戸の「鐘ヶ淵」の由来は知らないが、きっと由緒ある来歴があるのだろう。






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