今から17年前、平成20年4月30日(水)の夜。熊本城二の丸広場特設ステージでは、「熊本城築城400年祭」のエピローグとして「坂東玉三郎 特別舞踊公演」が行われた。昼過ぎには1時間ほど並んで入場整理券を確保し、舞台から10列目ほどの席に母と家内と僕と三人並んで座っていた。何気なく後ろを振り返ると圧倒されそうな大観衆。翌日の新聞記事に観衆12,000人と書いてあった。舞台の向こうにはライトアップされた熊本城天守閣が浮かび上がっている。やがて舞台が暗転、地方の演奏が始まる。そしていよいよ坂東玉三郎さんの登場だ。場内の空気が一変する。あちこちで「ほ~ッ」というため息が漏れる。1曲目の「君が代松竹梅」を踊り始める。それから2曲目の「藤娘」が終り、玉三郎さんが退場するまでの間、僕は異次元空間にいるような気がした。
先日、国際交流会館で行われた「第58回熊本県邦楽協会演奏会」の最終演目「君が代松竹梅」の演奏を聴きながら、僕は17年前の玉三郎さんの舞台を思い出していた。
今日は先日の演奏会における「君が代松竹梅」の中から、最後の「梅のパート」を視聴した。
先日、国際交流会館で行われた「第58回熊本県邦楽協会演奏会」の最終演目「君が代松竹梅」の演奏を聴きながら、僕は17年前の玉三郎さんの舞台を思い出していた。
今日は先日の演奏会における「君が代松竹梅」の中から、最後の「梅のパート」を視聴した。