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先日観た、映画「ゼロの焦点」もそうだが、12月21日が松本清張の生誕100年ということで、それを記念した映画やテレビドラマなど、ちょっとした清張ブームとなっている。TSUTAYAを覗いていたら、松本清張原作のテレビドラマ傑作選なんていうのが棚に並んでいた。中でも一番惹かれたのは「張込み」、しかも吉永小百合主演とある。さっそく借りて観てみた。清張作品の中でも、僕はこの「張込み」が一番好きかも知れない。1978年にTBSの東芝日曜劇場の枠で放送されたものらしい。見覚えのあるシーンがあったので、放送された時も恐らく観ているだろう。この物語の見どころは、逃走犯が、かつての恋人である人妻の前にいつ現れるかというサスペンスと、張込みをする刑事が覗き見る人妻への複雑な想いとほのかなエロティシズムである。全編46分余り、原作に余計な枝葉は付けていないので、吉永小百合の美しさが一層際立つ。この時、吉永小百合33歳、まさに匂い立つばかりの美しさとでも言ったらいいだろうか。今日見直してみると、まさしく逸品と言えるドラマだ。
私も「夢千代日記」は、彼女の全出演作の中でも一番好きです。映画化もされましたが、やっぱりテレビシリーズの方がよかったですね。あとお薦めは映画初主演の「キューポラのある街」とか、一連の市川崑監督の映画、それに2本の「男はつらいよ」出演作です。
お二人とも、サユリストでいらっしゃるのですね。
33歳で、こんなに貫禄があるんですね。
この方を超える女優さんは、出てくるのでしょうか。
それなのに、慎ましやかで上品で理想の女性ですね。
NHKのドラマ「夢千代日記」に出演されていた小百合さんもとても好きです。
> 姉が取っていたレンタルの回覧雑誌・・・
当時、貸本屋が流行ってましたね~。やっぱりまだ雑誌を買うような経済状態じゃなかったんですね~私はもっぱら「スクリーン」誌の新しいのが入るのを待って借りてました。洋画に関する知識はほとんどそこから得ました。
「寒い朝」とか「いつでも夢を」を聞くと、今でも胸がキュンとなるのは何なんでしょうね。
私が小学生のころ、我が家には姉が取っていたレンタルの回覧雑誌なるものがあって、平凡、明星、スクリーン、映画の友?を見ていました。
その頃から、駆け出しの吉永小百合がなんとなく気になっていましたね。5~6人並んだ女優の一番端で写真に写っていた彼女が、中学の頃大スターになっってしまった頃には、なんだかガッカリしました(笑)
歌では「寒い朝」と「いつでも夢を」をカラオケで何回も歌いました。