ペンタックスのSレンズ(M42マウントレンズ)の標準レンズSMC TAKUMAR 55mm F1.8です。ペンタックスESの開放測光に対応するレンズとして1972年頃に登場しました。スーパー・マルチ・コーティングが施され、ヘリコイドがゴム巻きになり、それまでのタクマーレンズとはずいぶん違ったデザインになりました。
レンズ構成 5群6枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 49mm
重量 201g
このレンズ群以降、1975年にはKマウントのSMC PENTAXに名称が変更されて、1957年から続いてきたSマウントのTAKUMARというレンズ名は消えてしまいます。このレンズ群がラスト・タクマーレンズということになります。
今回はAPS-Cサイズのソニーのミラーレス機で撮影しました。
色乗りもよく、解像力はなかなか素晴らしいです。
ボケもけっこうきれいです。
いずれもNEX-3N+SMC TAKUMAR 55mm F1.8
なかなかの上質の味わいがあります。もっと使い込んでいきたいレンズです。