どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ゼルダのママはすごい魔女

2019年03月07日 | 絵本(外国)


   ゼルダのママはすごい魔女/作・絵:ミッシェル・ヴァン・ゼブラン・作 金原 瑞人・訳/小峰書店/2004年


 ゼルダのママはすごい魔女。魔法の薬、怪しいくすりはちょちょいのちょい。だけど料理はもっとすき。
 でもママの悩みは、ゼラルダのいたずら。なかまがいればすぐにいじめる。朝昼晩次々いたずらつづき。

 しかし、このところじいぶんしずか。静かだと、それはそれで心配。

 静かなわけは、ゼルダがママがかくしていた魔法の文字の練習帳をみつけ、本がよめるようになっていたのです。

 ママが魔女のあつまりにいくと、「ようし。やるぞ!」とゼルダはおおはりきり。

 ママが二日して家にもどると・・・。

 ゼルダはママのために料理。なんとつくったのは?
   トンボのめだま カエルのぬるぬる あえ
   ミミズのパテ ウシのふんのピュレー かけ
   スズメの のうみそ くさった キノコ づめ
   ヘビのスライス ハエのふん かけ
   むしの あしと けの サラダ
   ウジムシのおしっこ ドレッシング

 ゲエーと思うのは人間の勝手。魔女からみたら人間の食べ物にぎょっとするのかも。

 ママ思いのゼルダです。

 魔法を覚えたら、大変なことになるというのも思い込みかな。