昨日は二俣川から緑園都市そして希望ヶ丘まで歩く。
緑園都市の歩道には100mごとにしるしがあるので
自分が100m何分で歩けるかがわかる。
ちなみに100mごとの平均的な時間は55秒から58分
つまり、10分歩くと約1kmで、
1時間約6kmということになる。
途中聴いた音楽はデュカスの「魔法使いの弟子」である。
自分の作品にさえ、厳しい批判を加え、
かれの審美眼にかなわない作品は破棄したため、
現在残っている彼の作品は少ない。
1865年生まれのデュカスがこの世に残した管弦楽曲は、
交響曲を除けば、そのすべてが文学作品との関連性が深く、
「魔法使いの弟子」もゲーテの同名のバラードに拠る。
文学作品の内容を音で見事に描写しているのである。
ここでみせる彼のオーケストレーションの技術は、
もちろん、「素晴らしい」の一言に尽きる。
1897年に作曲されたこの曲は作曲者自らの指揮で
同年国民音楽協会の演奏会で初演され、
聴衆の拍手喝采を受け、高い評価を受けたようである。
もうひとつ彼の作品であげておきたいのが、
「ラ・ペリ」のファンファーレで、この分野での傑作で、
金管がつくり出す響きは近代フランスらしい感じがする。
この頃の彼はパリ高等音楽院で管弦楽法を教え、
エコール・ノルマル音楽学校で作曲を教えていたようである。
この1912年に作曲した「ラ・ペリ」以降
大規模な管弦楽曲は残していないようだ。
「ラ・ペリ」そのものもいい作品には違いないのだが、
これらの延長線上で彼のオーケストレーションが
さらに熟達していっただろうとは思うが、
知ることは、無理なんだろうなあ。
なにしろ彼の審美眼が厳しいものだから、
おそらくその後仮に管弦楽品を作曲したとしても、
彼のことだから、これは後世に残せないと言って、
書いた楽譜を破棄してしまうに違いない。
緑園都市の歩道には100mごとにしるしがあるので
自分が100m何分で歩けるかがわかる。
ちなみに100mごとの平均的な時間は55秒から58分
つまり、10分歩くと約1kmで、
1時間約6kmということになる。
途中聴いた音楽はデュカスの「魔法使いの弟子」である。
自分の作品にさえ、厳しい批判を加え、
かれの審美眼にかなわない作品は破棄したため、
現在残っている彼の作品は少ない。
1865年生まれのデュカスがこの世に残した管弦楽曲は、
交響曲を除けば、そのすべてが文学作品との関連性が深く、
「魔法使いの弟子」もゲーテの同名のバラードに拠る。
文学作品の内容を音で見事に描写しているのである。
ここでみせる彼のオーケストレーションの技術は、
もちろん、「素晴らしい」の一言に尽きる。
1897年に作曲されたこの曲は作曲者自らの指揮で
同年国民音楽協会の演奏会で初演され、
聴衆の拍手喝采を受け、高い評価を受けたようである。
もうひとつ彼の作品であげておきたいのが、
「ラ・ペリ」のファンファーレで、この分野での傑作で、
金管がつくり出す響きは近代フランスらしい感じがする。
この頃の彼はパリ高等音楽院で管弦楽法を教え、
エコール・ノルマル音楽学校で作曲を教えていたようである。
この1912年に作曲した「ラ・ペリ」以降
大規模な管弦楽曲は残していないようだ。
「ラ・ペリ」そのものもいい作品には違いないのだが、
これらの延長線上で彼のオーケストレーションが
さらに熟達していっただろうとは思うが、
知ることは、無理なんだろうなあ。
なにしろ彼の審美眼が厳しいものだから、
おそらくその後仮に管弦楽品を作曲したとしても、
彼のことだから、これは後世に残せないと言って、
書いた楽譜を破棄してしまうに違いない。