郊外のワイナリーでワインをしこたま試飲した後、調子付いて試食したら驚くほど美味しくて買い求めた。200グラム八百四十円なので高いとは思ったが買い求めた。緊縮財政の身では高いなあやっぱりと、売り場をうろうろしながら手に取ったり戻したり、五、六分は優に考えあぐねたが、結局買い求めた。
表書きには秘伝の佃煮とある。さぞ秘伝であろう。まだ封は開けていない。東京から友人が来たら開けるつもりでいる。
ところで、ワインの試飲はどれだけ重ねると酔っ払うのだろうか。私の察するにそれは杯の数ではなく、店員の視線をどれだけ感じながら飲むかにかかっている。
表書きには秘伝の佃煮とある。さぞ秘伝であろう。まだ封は開けていない。東京から友人が来たら開けるつもりでいる。
ところで、ワインの試飲はどれだけ重ねると酔っ払うのだろうか。私の察するにそれは杯の数ではなく、店員の視線をどれだけ感じながら飲むかにかかっている。